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2018年2月12日 (月)

命との対面

人は誰でも、自分だけは健康で(ボケもせず)何時までも生きていると思っている。

本当はそんな保証など微塵もありはしないのだが、何となくそう思って生きている。

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昨日のマラニックでは、命との対面を思わせる幾つかの出会いがあった。

清水駅に着いて直ぐに顔を合わせたのは、何年かぶりのAM女子であった。

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開口一番に「私死にそうになったの。それにもう走れないから、今日は歩く。」と切り出した。

彼女はかなりの高速ランナーで、私は何時も30k辺りで追い抜かれた印象が強い人だ。

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そのAさんがランニング中に車にはねられて、大腿骨骨折骨盤損傷となって、今は人工骨がボルトで埋め込まれているという。

事故だけならまだしも、それを機に彼女はかなり重症の鬱病に悩まされることになった。

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正に心身ともに生死をさまよったのである。

もう一人歩いている往年のランナーがいて、そのAさんはタフマンとも呼ばれ、全国的にも知られた方だった。

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彼の場合は一年ほど前に癌を発症し、以来闘病しながら可能な限り従来の活動を続けようとしていた。

走ることが生き甲斐であったはずだが、今は歩くことに専念しているとおっしゃっていた。

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そんな出会いのあった後での、あの風呂場でのアクシデントで、ただスッと暗くなったのを覚えているだけだ。

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気が付いたら、何人かが私を取り囲んでいて、何が起こったのか理解するのに数分を要したのである。

かくも簡単な死なら受け入れても良い程の心地良さであった。

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それはともかく、私にも何時そういう時が訪れても不思議ではない年頃なのだと認識させられた次第だ。

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昨夜、フォーデザーツのサンディさんからメールがあって、40歳前後の男性がグレイトレース中に亡くなったと知らせてきた。

彼は救急救命士を務める程は鍛えられた人だったようだが、レース四日目で倒れてそのまま蘇生しなかった。

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遺体を引き取りに来た75歳のオヤジさんが、彼を荼毘に付し白木の箱に入れて、残りのレース三日間、彼を抱えて走り切ったという。

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カンボジアでのレースでのことだが、大会事務局は仮のゴールを設けてこの親子を迎え入れたという。

人生とは常に死と向き合って生きることだが、そう・・・それには人夫々の生き方がある。

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そして、私は私の人生を生きている。

自分に与えられたミッションは何かと考えることもあるが、今少しこの人生を謳歌しようと思っている。

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コメント

私も昨年8月
車と接触して死んでいたかもしれない。

今思うと
死ななかったのは
ただ・・・運がよかったと思っている。

人生には・・・まさかがある。
しかし
今生きているのは・・・幸運の連続だと思
う。

MAさんもタフマンさんも
幸運の持ち主だと思っている。

投稿: ヒロボー | 2018年2月12日 (月) 19時37分

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