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2018年2月18日 (日)

能登はしぐれて

金沢の朝は流石に寒く、それでも今日私達は果敢に能登の旅に出かけたのである。

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定期観光バス輪島号に乗り込んで、降りしきる雪にもめげずに半島へとバスは進む。

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向かう所は定番の、輪島の朝市に輪島塗、千枚田にキリコ会館である。

朝市ではやはり寒さの中でばあちゃんたちが頑張っていて、朝採りの岩ノリやフグの干物などを売っている。

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お客も存外に多くって、いつもの朝市の風景が広がっていた。

実は私自身はこの能登半島には何度か訪れていて、前回は10年前の震災直後だったか。

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もちろん当時の震災の面影はみじんもないが、やはり半島部の人々の生活は大変だ。

雪の量こそ福井や金沢よりも少ないが、日本海はかなり遠くから波が泡立っていて寒々としている。

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こういうところでこそ、根気を続けて出来上がる漆器の文化が育ったのだろう。

それにあの千枚田は、日本海の波が打ち寄せる波打ち際まで広がり、この地域の人々がいかにお米を求めたかが伺い知れる。

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その千枚田も雪に覆われて、あの生き生きとした青田の風景とは別の姿である。

水分の多い雪が舞いしきり、この雪国に生きる人々のことを思わせる。

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そう、キリコはこの能登半島独特の巨大な神灯を担いでねりまわる勇壮な祭りだ。

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あるいは何度か訪れたことのある所だけど、やはりこの時期ならではの風土に触れることができた。

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ともあれ、バスの旅はとかく平板なのだけれど、若いガイドさんのトークに癒されながら、

能登半島の時雨をむしろ楽しむことができたのである。

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コメント

山草人さん、二日間ありがとうございました。
私も信州の田舎育ちで雪には慣れているつもりでしたが、初めてですが北陸の冬の天候の変化の激しさにはびっくり、住む人びとの活力に感銘しました。
金沢駅はなにか静岡の比でない賑やかさ、兼六園も多数の人、能登の朝イチもお年寄りの頑張りなどなど見ることができ、そして山草人さんの見識でたのしく慰安が出来ました旅でした。
企画者萩田さんに感謝します。

山草人さんには、ランが無かった一時の休息になりましたね。

投稿: simo | 2018年2月20日 (火) 10時32分

美味しいお料理と美味しいお酒三昧の二日間でしたね。
雪のない地域に住む私たちは雪が降れば喜び、寒さも何のその。
ガイドさんと山草人さんの説明に知らないことも頭に詰め込み、笑いあり歌ありで楽しかったです。
思い出がまた増えました。
2日間本当にお世話になりました。

投稿: さくら | 2018年2月20日 (火) 11時41分

 simoさん、さくらさん、まっことお世話になりました。雪国の厳しさを、少しだけ味わいましたよね。
 あの朝日屋で美味しいご馳走をいただいて、私も飲めないお酒をかなりいただきました。御馳走は、皆さんの笑顔でしたね。
 今、「孤独」が社会問題になろうとしている様ですが、それは生き様だから、ほっておいた方が良いと思ったりします。孤独もまた良いし、仲間との集いもより一層の楽しみですよね。
 人は何時までも(無限に)生きる訳じゃなし、程々に楽しんで過ごさなきゃ、生きている甲斐がないじゃありませんか。そも、金なんて天下の回り物、この10年志をもって生き続けようと思っています。よろしく、おつきあいください。
              山草人

投稿: 山草人 | 2018年2月20日 (火) 18時16分

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