春を待つ
まだまだ朝は寒いが、日差しが高くなって日に日に春の気配が濃くなっている。
植物は正直なもので、我が家の梅は満開だし、河津桜はもう咲き出すばかりである。
今冬の白菜は結球しないまままの株が多く、その真ん中に早々と菜の花が顔を出している。
ホウレンソウが急激に成長して、少しばかり私の収穫作業が追われ始めている。
登校する子供達も、寒さに体を丸めていた一頃と打って変わって、随分元気になった。
問題は私だが、日一日と春の気配の深まるこの時期は、やはり待望の気持ちが強くなる。
殊に今年は特別で、あの砂漠レースまで残すところ60日になっている。
準備は十分かと言われると不安になるが、まぁ~何とか走り抜けるだろう。
ともあれ、春は待ち遠しいが、あまり早く来てもらっても困るのである。
昔はそんなことを露ぞ考えなかったが、果たして私に残された春は何回かと言うことである。
取り合えず10回は巡ってくると考えているんだが、そんなことは当てになるもんじゃない。
やはり、今年の春を目一杯愛でて、それを繰り返すのが順当だと思っている。
多くの人が平均寿命の80歳は、ゼロ歳で亡くなる子も含めてだから、もっと長いと考えている。
だけどどうだろう、世の中には120歳まで生きる人だっている訳だから、平均は案外大事なんだな。
それに無駄に長生きしたって詮無いことで、自分の意志で闊達に動き回ってなんぼの人生だろうと思う。
それでまだ早計だが、ナビブのレースを完走したら、来年はニュージで開催されるグレイトレースに挑戦したいと考え始めている。
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