自分の手と足と
今日の人々は文明の発達の故に、頭と口先ばかりで生きる傾向にあるようだ。
体を動かすことと言ったら、たまの日曜にゴルフに出かけるのがせいぜいって人も多い。
確かに一昔前の肉体こそが労働力だった時代からすると、私達は格段に体を動かさなくなっている。
この点私は、おおむね朝から晩まで体を留めることがない。
フリーになってからは、月に450kは山の中を走っているし、そうでない時は畑仕事だ。
畑に更地があると、何とかしてその空白を埋めようと算段する。
一昨日も、サラダ牛蒡とコカブ、それに春大根と人参を播種した。
サニーレタスとオクラ、それにピーマンとキュウリは育苗中といった具合である。
元来頭を使うのはあまり得意ではないのに、最近では悪知恵を働かすことすら無くなった。
今日は雨の一日で、その手足を久しぶりに休める一日となった。
私の足には慢性的に疲労がたまっていて、明け方は布団の中で無意識に伸びをしている。
痛む足をウゥ~ンと伸ばすのだが、これが(今日も頼むぜって)結構な快感になっている。
兎角頭でっかちになってしまったこの時代、手足を動かすことはとっても大事なことだ。
頭で考えただけじゃ何も動かないが、一歩前に踏み出せは景色は変わってくる。
況や、自らの手で作業することで、それは物事を変えていく力になる。
健全な精神は健全な肉体に宿るであって、手足を動かさないでそれは望むべくもない。
けだし、この動き回ることのできる体に恵まれたことに感謝しつつ、日々汗をかくことに勤しんでいる。
ところで砂漠のグレイトレースまで一か月少々となって、今日はウエアーへのパッチを縫い付けた。
何としても、このウエアーと共に、ゴールにたどり着きたいと思っている。
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コメント
ゴール完走の写真期待してますね!
投稿: 掛川ノブ | 2018年3月16日 (金) 17時55分
大会エントリーを決めてから10か月。色々と準備してきたのですが、ソウ・・アッと言う間に月日は流れて、残り一か月になりました。先日、昼の気温が40度にもなり、朝は0度と連絡がありました。もとより尋常な環境ではないと覚悟していますが、現実に自分の体がどんな反応をするのか、それはやってみなければ分かりません。砂漠、それは私の人生で最初で最後の挑戦ですから、最大限のパァフォーマンスになればと思っています。
山草人
投稿: 山草人 | 2018年3月16日 (金) 19時29分