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2018年3月10日 (土)

神戸の昼と夜

今日は、明日の神戸いいとこマラニックのために、神戸の街を訪れている。

神戸は三宮を中心に、六甲から海岸までの狭いところにギュッと全てが詰まっている。

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それは歴史やら造形物、猥雑な賑わいや震災遺構、眺望も含めてのことである。

それに神戸は、何処に行っても景色の美しいのには感心させられる。

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ともあれ明日のマラニックは須磨方面を辿ることにして、今日は北野に居を構えた異人の気持ちになってみようとの趣向である。

先ずは、北野の異人館だが、オランダ館やデンマーク館、オーストリア館を訪れた。

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それはもう単なるミュージアムになっていて、かつての開港地神戸を思わせるものはない。

そして次に訪れたのが、風見鶏の館である。

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この館は、ドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマスが33歳の時に建設した建物だ。

神戸が開港(1868)してから150年になる訳だが、当時33歳にして数億円の豪邸を建てたのだから、貿易商というものの凄さがわかる。

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日中貿易に関わったとされるが、恐らくは武器その他を扱ったのではなかろうか。

トーマスにはその後いささかの不幸があって、一時帰国している間に第一次大戦が勃発、

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彼の豪邸は日本軍に接収され、彼は再び日本の地を踏むことがなかったのである。

帰国した彼は、かなりの貧困生活を送ったようであるが、まぁ~人生はドラマだ。

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それはともあれ、16時過ぎに皆さんと合流し、貿易センタービル最上階のレストランへ、

ポートアイランドからメリケン広場まで、神戸を一望にできるレストランである。

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やがて六甲の山並みに日が沈み、神戸の夜景が広がっていく。

その夜景は、山の手ともいえるトーマスの眺めた景色とは相当に変わっているだろうが、

多分雰囲気としては、さして変わっていないのではないか。

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そして私たちは、この開港地に逸早く移入されたジャズの雰囲気を味わいに行くのだ。

神戸にはジャズ喫茶がいくつもあるのだが、その最も著名な店を訪れて、とうとう随分と気管が遅くなってしまった。

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うぅ~ん、ブルースカイなんて、何とも言いようのないメロディさね。

明日も早いのに、ついつい夜更かしをしてしまったのである。

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