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2018年3月19日 (月)

誉をあげむ

若さの中には、その脆さと共に限りない可能性を秘めているものだ。

今日は私の出身校でもある地元の中学校の69回目の卒業式に、学校協議会の一員として出席した。

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私が卒業したのは、それはもぅ~半世紀以上前の事だから、既に昔話の世界になる。

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思えば純粋無垢で真っすぐで、そうして臆病で不安一杯で、家の仕事を手伝いつつ、その人生の入り口の時期を過ごしていた。

思えば、その自分の可能性の一端(やれば、出来るじゃん)を発見したのも、中学生の時だった。

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それまでの劣等生が、少しばかり勉強するとメキメキ成績が上がって、少し自信をつけた。

でも元来が劣等生だから、いまだに物腰はおどおどと、三つ子の魂は踊ることがない。

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きっと、ずっと感じやすい幼年期を過ごしたのだと思う。自分の可能性など考えもせずに。

その幼年期の精一杯の汗と涙、口惜しさと不安が、何時の日か生きる強さに変わっていく。

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あの幼稚で世間知らずの私も、そうやってもう70年も生きてしまったのだ。

そうして、もう既に十分生きたという気持ちと、いやさ人生はこれからと言う気持ちが入り混じっている。

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その中学校の校歌は「誉をあげむ」で結ばれるのだが、繰り返し歌ったその誉こそが私の目標だったのかも知れないと思った。Img_9516

さても卒業式は国歌斉唱に始まって粛々と進み、式終盤の送辞と相成った。

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型どおりかと思ったら、中学二年のその女生徒の「送辞」が、感性豊かで秀麗で美しく、

これが中学生かと思わせる文章と朗読であった。

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中学生など子供と思いきや、これ程の文章を彼女は一人で書いたのかと思うと驚く他ない。

ともあれ我が孫娘も卒業生の一人だったのだが、感じやすいのは遺伝なのか、始終ハンカチを手にしていた。

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