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2018年5月 9日 (水)

いよいよの砂漠ラン

4月29日、いよいよステージ1の当日を迎えた。

昨夜来の風の音でうつらうつらしていたのだが、午前3時頃から外では動きが始まっていて、

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お湯を沸かしたりする現地の人たちの声で目覚めた。暖をとるための焚火も始まっていた。

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6時、こちらでは未だ夜が続いているのだが、寝袋から這い出て、懐中電灯の下で走る支度を始めた。

と言っても基本的に着替えは無いから装束は同じで、日焼け止めを塗ったり、朝食の支度やマットを畳んだりの作業である。

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7時、夜が薄すらと白み始める頃、お湯でラーメンを作り、インスタントみそ汁とプロテインバーを朝食にした。

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勿論テントサイトのテーブルでヘッドライトを照らして食べるのだが、風があって肌寒く、それに濃い霧が立ち込めていた。

海から内陸に向かう風が濃霧を生むのだそうで、砂漠の生き物にとっては貴重な水分でもある。

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ともあれ、強い風が吹き始める中、今日の43kレースが始まったのである。

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一体どんな路面なのかと不安だったが、存外に走り易い地面で、足を取られる砂場は1/3だったろうか。

とは言え背負った荷物は12k近くで、たちまちにして胴回りを痛め始めていた。

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それでも私達(Hさん、丸さんと私、そしてJulia)は、1k/10分のペースを保って進んでいた。

1時間ほどでドクロの一般人侵入禁止の国立公園入口が現れ、本格的な砂漠に入ったのである。

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およそどこまでも荒涼・荒漠として、砂の大地は地平線の果てに連なっている。

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その砂の色合いは褐色や青に変わったりし、時には干上がった塩湖の中を通ったりする。

今日はこの砂漠の環境に体を慣らすのだと言い聞かせ、慎重にその砂漠を味わっていた。

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11時頃には霧は消え、地平の果てまでの青空が続き、気温はどんどん上がって、体から水分が奪われていく。

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ほぼ10kおきに給水テントが設けられているのだが、その10kが随分と遠く感じられた。

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その間のルートは、10cm程のピンクの旗が約30mおきに地面に刺してあって、私達はその旗を辿って進むのである。

昼は行動食(カロリーメイトに羊かん)を給水テントで食べ、ひたすら先を急いだ。

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17時、約!km先に今夜のテントサイトが現れ、スタッフの歓呼の声さえも聞こえてきた。

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テントは昨日同様に大きく揺れていたが、一日を終えた安堵感は強かった。

フルマラソンの距離だから普段ならどうってこともないのだが、なにせ荷物が重かった。

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韓国のDong君が真っ先に私に駆け付け、今日の一日を激励してくれた。

律儀な(儒教の国の)若者だと思ったのだが、彼は最年少の参加者で最高齢の私を特に意識していた。

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テントサイトでは、既に国籍を超えた歓談と夕食が始まっていて、寒さにもかかわらず火を囲んでの会話が7時ころまで続いた。

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ともあれ、後は明日に備えて眠る他なしと、下着だけを替えて寝袋に潜り込んだのである。

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