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2018年5月13日 (日)

鶴ヶ城をめざして

大内宿での夜は地元の産物をごちそうになって、どうやら夜半まで続いたようである。

ともあれ8:00には会津若松に向けて26km、下野街道を辿らなければならない。

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大内宿の直ぐ上の街道は、昭和初期にできたダムの湖底に沈んでしまっていて、

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そこにあった官軍(戊辰戦争)戦死者の墓は、ダムのだいぶ上に移転されていた。

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氷玉峠を攻略する際の佐賀軍などの戦死者、24名の墓である。

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その墓に詣でた後、その最大の防御陣地だった峠を越えて栃沢宿に向かった。

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峠道には昨年よりも倒木が多く、この下野街道を辿る人の数も少なくなっていることを伺わせる。

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かつて伊達正宗や秀吉、吉田松陰らが通ったはずの街道だが、今は寂れて久しい。

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関山宿に近づくと、その村はずれにも42人塚が残されていた。

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この塚は、会津藩兵の戦死者を祭ったもので、関山宿はその際戦略的に焼き尽くされている。

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従って、大内宿の様な茅葺家屋は残されてはいない。

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勿論120年を経た今日では普通の集落だが、歴史は時にとんでもない災禍を及ぼすのである。

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次の集落の神社境内にアッキーさんがエイドを設営してくださっていて、とっても美味しいカレーを頂いた。

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アッキーさんは那須塩原の人だが、このマラニックのために何時も尽力してくださっている。

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アッキーさんのエイドから10k、いよいよ今回の目的地鶴ヶ城である。

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昼過ぎからポツリポツリと降り始めた雨も、何とか大雨にならずにすんでいた。

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鶴ヶ城では戊辰戦争150年を記念した特別展が開催されていて、それを観覧しながら、維新当時の会津の苦衷と悲劇を思った。

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その象徴は白虎隊19士が切腹して果てた飯盛山だが、城とそれほど離れないところにあった。

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ともあれ、あの事変はたった150年前の出来事なのに、私達は遠い昔の出来事の様に思っている。

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会津を改めて味わいつつ、今回のマラニックを終えたのである。

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「スポーツ」カテゴリの記事

コメント

歴史の話も砂漠の話も色々お話し頂きありがとうございました。普通の人では体験できないグレイトレースの体験は、やはり素晴らしかったようですね。
次は「ゴビ」?「アタカマ」?

投稿: 弥生 | 2018年5月13日 (日) 22時24分

しっかりと、会津の二日間を堪能されたようですね。私はと言うと、あの砂漠の日々の非日常が強烈で、まだ夢から覚めないような、妙な感覚なんですね。マラニックで現実に戻ろうとしたんですが、実に不思議な感覚です。そういう意味で、帰国直後に再挑戦をきめた〇さんの気持ちが分かります。どうやら、人間はこの日常から離れたいという願望が何時もあるんでしょうね。
 ともあれ、弥生さんやアッキーさんのお陰で、楽しい二日間を過ごすことが出来ました。感謝に耐えません。
                山草人

投稿: 山草人 | 2018年5月14日 (月) 10時47分

今日◯ちゃんと話したら、彼女にとって砂漠レースは非日常ではないそうです。「あれを非日常と言うなら、今までの教員生活も非日常だった」と。
サハラはすでに過去、新たなチャレンジ(レースも生活も)に向かっています。
やっぱり◯ちゃんはタダモノではないわ(^^)

投稿: 弥生 | 2018年5月14日 (月) 15時23分

 うぅ~ん、確かに〇ちゃんは宇宙人なのかもしれません。本気で、これからの日常を非日常にしようとしているとしたら、恐るべしですよね。
 だけど考えようによったら、何をして生きるのかってことは、その人の人生そのものですから、毎日の教員生活をドラマの様に生きてきたのも素晴らしいし、新たなドラマへの挑戦も人生ですね。
 〇ちゃんが、そんなにも熱い人だったなんて、何だか好きになりそうです。
 私も、負けちゃいられないなぁ~。
                 山草人

投稿: 山草人 | 2018年5月14日 (月) 17時15分

新緑の下野街道は
下見なしで初めてでしたがとてもすばらしかった。

仲間もよかった。
景色もよかった。
歴史もよかった。
街道もよかった。
宿もよかった。
おもてなしもよかった。

次回は2020秋 紅葉マラニック
   2012春 新緑マラニック
3年毎ですが・・・続けたい。

投稿: ヒロボー | 2018年5月15日 (火) 10時13分

お疲れ様でした。
サポートの至らないところは反省して次回に生かしたいと思います。

ナビブの余韻を心身に残しつつ日本の原風景、歴史道の新緑も味わっていただけたでしょうか。
古希にしてさらに人生楽しむ余裕があって素晴らしいですね。
ナビブの報告会には参加できませんがブログで楽しみますのでよろしくお願いいたします。

投稿: 那須のアッキー | 2018年5月15日 (火) 14時31分

更に人生を楽しむ・・・それは当然でしょう。40年も粉骨砕身、働きに働いてきたんだから。余裕の問題ではなく、アッキーさんと全く同じで、やる気が充満してるってことでしょうね。
 ともあれ、アッキーさんの7月の欧州歩き旅、稔り大からんことを祈念しています。旅は、人生と同じでドラマの連続ですからね。
                山草人

投稿: 山草人 | 2018年5月15日 (火) 18時57分

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