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2018年6月 1日 (金)

手持ちの時間

昨日、昭和40年に出版された森村桂の「天国に一番近い島」を読んだ。

父の昔語りのその島に、鉱石運搬船サザンクロス号に乗って出掛け、半年余りを過ごす物語だ。

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昭和40年と言えば、私が高校3年の時で、正に高度経済成長が始まろうとしていた時だ。

同時代人の彼女は、単身ニューカレドニアに渡り、その情と涙の物語を書いたのだ。

そこにはこの国から急速に失われつつある何かがあった訳で、一躍注目を浴びることになった。

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その「天国に一番近い島」は今どうなっているのか、一度訪ねてみたいものである。

それはともあれ今日は6月1日であって、半年近くが瞬時に無くなった感がある。

殊に4月下旬から半月余り留守をしたこともあって、今年の夏の到来が随分早く感じられる。

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年々歳々、こうやって月日は過ぎていくのだろうが、自分はこの一つ所にいる。

そうして人は、その半年先すらも見通すことが出来ないのである。

而してやりたいことをやって過ごしているが、時に、私の持ち時間は後どの位かと思うことがある。

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80歳前後で亡くなる人が多いことを考えれば、せいぜい残り10年の余命だろうか。

結構毛だらけ、10年もあれば大抵のことは成し得るのではないか。

肝心なことは、その間に何を考え、何をするのかってことだろう。

As they say、人生はその長さじゃなくって中身なんだ。

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天国は、それはあると思った方が幸せで、今年中にその一番近い島に行こうと思っている。

高校・大学時代、自分の時間は無限にあると思っていたけど、今は地平線の彼方に滝があることを知っている。

さても、だからこそ今日一日の人生が楽しめるのだ。

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ありがとうございます。

投稿: | 2018年6月 7日 (木) 13時08分

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