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2018年7月 7日 (土)

一等賞

私は団塊の世代の先頭だから、いつも鮨詰め教室で、激しい競争が当たり前だった。

中学の頃だって同級生が370人ほどもいて、その皆が競争相手だった。

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腕っぷしの強い子、かけっこに勉強などなど、そのいずれでも私は先頭に立ったことがない。

先頭に立つ子らの背中を伺いつつ、何時だってオドオドと辺りを見回していた。

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そんな子だったから、当然ながら「あなたが一番です」と褒められたことがない。

ところがである。・・・古希を迎えてからこの方、次々と一等賞を頂く様になったのである。

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春先の富士五湖ウルトラでこそ年代別二位だったが、野辺山70k一位、日光100kも一位である。

それにナビブ砂漠のグレイトレースでは、オールデイスト賞を頂いた。

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いやなに、だからと言って手放しで喜んでいる訳ではない。

実は分母(競争相手)が少なくなったに過ぎないのだが、そいつが肝心だと思っている。

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70歳を過ぎて頑張っているヤツがいて、その先頭に俺が立っているって訳だからさ。

増して人生100年時代ともなりゃ、老年の期間がものすごく長いってことになる。

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人生の最終章の重みがグンと増している訳で、この章の過ごし方如何で昔の一等賞なんて消し飛んじゃう。

話は少し飛ぶが、前述したように私は随分と消極的な子供時代を過ごしてしまった。

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今だって、この私の内面には常に「やろう」「できりゃ、止めよう」という両面の葛藤がある。

砂漠レースに挑戦する時だって随分迷ったし、ウルトラマラソンだって嬉々として出かけている訳じゃない。

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その気弱な私を「やろう」に仕向けてくれたのは、実は40歳過ぎから始めた走ることだ。

走るってことは、気弱な自分と前向きな自分を戦わせることであって、ひ弱な自分を鍛えることでもある。

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そうやって既に30年が過ぎ、やっと一等賞を頂けるようになったって次第だ。

これから先、この一等賞をどれだけゲットできるか、集めてみようという気になっている。

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