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2018年8月30日 (木)

メラネシアと私達

雨になった一日、ついでにバスに乗って、ヌメア市中心部を訪れた。
先ず訪れたのはマルシェだが、行ってみると月曜休みとかで、シャッターが降りていた。

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雨の中を次に向かったのが大聖堂だが、これも修復中とのことで中には入れず、ジャンヌダルクの像を眺めて退散。

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そして次に向かったのが、ニューカレドニア博物館だった。

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この博物館は1871年に設立され、メラネシアの生活文化を展示しているのだが、実はその多くが今日でも彼らによって使われているものだ。

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それが椰子の葉葺の家屋であり、俗謡や衣装のデザインなどだったりする。

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そして、一際目立ったのが木彫りの柱で、家屋材や装飾として、現在もあちこちで見られる。

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その面相は如何にも奇想天外で、南国のおおらかな生活習俗を感じさせてくれる。

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私達の前で歌い踊ってくれたメラネシア人達は、市の観光協会から派遣されてきたのだが、

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恐らくは、その生活は昔とさして違わないだろうと思わせた。

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彼らは人なつっこくて、見知らぬお客をも丁重にもてなす文化が有る。

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森村桂さんも、そんな彼らの風習に救われて、半年余の滞在を可能とし、かつ小説を著す契機ともなったのである。

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あれから五十年を経過した今日、メラネシア人は神幸の40%を占めるに過ぎなくなっている。

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メラネシア人の島は、フランス人とその文化で体勢を占めるようになっているのだが、それも歴史と言えば歴史なんだろう。
ところで帰国してその帰りに上野の国立博物館で開催されている縄文展を見たくなった。

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何故なら縄文文化とメラネシアの文化は、どこかで繋がっているのではないかと思ったからである。
縄文と言えば多彩な土偶だが、同時に土器であり、そして木彫りの柱なのである。

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その顔かたちも雰囲気も、そしてデザインもかなり似ていると思うのだがどうだろうか?

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或いは数万年前、南方種族の彼らが海にこぎ出して、日本列島に至ったのかも知れないと考えても不思議ではない。
今日では飛行機で9時間弱の道のりだが、それは気の遠くなるような距離なのだが・・・。

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それにしても、この博物館はこの島の原典を残す貴重な場所になっている。

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