夏の思い出
恐ろしく暑い夏がもう二ヶ月近く続いている訳だが、既に今日はその8月も末日である。
その暑さのお陰で、本来ならとっくにやっている仕事(秋冬作物の種まき)が進められないでいる。
ところでこの夏の最大の思いでは、孫達と富士登山をしたことであり、ニューカレまで走りに行ったことだ。
もっとも忘れないのは、私以上に当の孫だろうし、彼の一生の思い出になるのではないか。
マラソンはともかく、その天国に近いとされる小島で、青い海を眺めてリゾートを満喫しようと考えていたのである。
もちろん彼の島に行こうと考えたのは、昔読んだ小説「若い少女のメルヘン」の影響である。
雨は残念だったが、それでも遠く離れた「島」は、もうそれだけでメルヘンチックだ。
この地では真冬だというのに、椰子の木の合間にビキニ姿のウインドボーダーや白いヨットが浮かぶ。
水族館や博物館だって、事前の予想を見事に覆して、十分見る甲斐があったんだから。
暑さだけが際立ったこの夏、古稀の男にしては老躁って訳でもなく、よく頑張ったんじゃないかな。
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