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2018年9月15日 (土)

馬関

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その馬関(関門)海峡に面した下関に来ているのだが、馬関とは古称赤馬関に由来する。

この日本の歴史は、何度か馬関から始まっている。

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源平の壇ノ浦の合戦で鎌倉幕府が登場したし、この国初めての攘夷戦争もこの海峡だ。

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明治維新の策源地(高杉晋作の挙兵)でもあって、明治維新150年に訪れるにはもってこいの地である。

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磐田を6時の電車に乗って11時には下関に着くんだから、時代は当時とは様変わりした。

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しかし、この地が歴史の地であることに変わりなく、この海峡を伝って大陸の文化も、日本海航路も通じえたのである。

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一日に四度流れが変わるという、この海峡の海流の流れはすさまじい。

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源平の盛衰もこの海流に依拠(流れに乗った源氏の勝利)していたのである。

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私達は下関に降り立つて、先ずは唐戸市場に向かい、その雑踏の中で海鮮料理を楽しんだのだが、その鮮度には驚くばかりだった。

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唐戸から少し東に赤間神社があって、ここは壇ノ浦に沈んだ安徳天皇を祭る神社だ。

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その隣は日清興和記念館で、伊藤博文と李鴻章の興和の場が再現されている。

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少し東に進むと関門橋があって、その下は正に壇ノ浦の古戦場である。

また同時に、ここは長州藩が英仏欄に仕掛けた攘夷戦争の場でもある。

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さんざんに打ちのめされた長州は、攘夷を棚上げにして討幕へとひた走るのである。

次は7~8k走って長府城下へ、長府藩の本拠だが、高杉晋作らの維新への策源地でもある。

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そも毛利公の屋敷、更には乃木神社を訪れて、しばし閑静な庭を味わうことになった。

初めて訪れた下関だが、改めて歴史の地を認識することになった。

関門海峡に沿ってひとしきりマラニックを楽しんだ後は、銭湯で汗を流し泉邸を訪れた。

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泉邸と簡単に言ったが、それが大変な豪邸で、私たち15名は彼女のお宅に泊まったのである。

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泉さんは往年のランナーで、既に80歳を越えているのだが、いまだ現役ランナーだ。

今回のツアーは、彼女の存在があってこそ実現したのである。

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そうそう、第二次長州征伐の折、坂本竜馬が海援隊を指揮して、九州側の幕府軍を砲撃したのもこの海峡だった。

海峡の流れの速さを眺めながら、この国を動かし続けてきたのはこの流れではなかったかと思った。

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コメント

マラニックお疲れさんでした。
歴史の重みを感じさせられる街でした。
イイ感じで読ませていただきました。

投稿: 内田敬三 | 2018年9月19日 (水) 15時01分

 敬三さん、今回も何から何までお世話になりました。共に愉快な歴史の旅が出来たことを、大変うれしく思っています。
 今回参加された皆さんも、一人一人思いは違うにしても、それぞれ良い思い出を残すことが出来たのではないでしょうか。私の圧巻は、何と言っても馬韓海峡の流れでしたね。あれは、一日眺めていても飽きないんじゃないかと・・・。
               山草人

投稿: 山草人 | 2018年9月19日 (水) 16時52分

川島さん、いつもながら、
凄いね。これだけの旅をして、直ぐにブログで発信。いつものことですが。
内容がいい。司馬遼の多くの「著書」を思い出しています。
 写真を見ると、石原さんがいますね。とんでもない男です。世界を走り廻っています。NHKの正月番組に毎年出てくる。私と、パミールへ2015行きました。

投稿: 影山 | 2018年9月19日 (水) 18時28分

 景山さんに、お褒め頂くなど恐縮至極です。そう、司馬遼の「幕末」「跳ぶがごとく」「龍馬が行く」など、多くの作品の舞台に登場していますよね。そして下関は、その舞台たるにふさわしいところでもあります。特に、人工の運河とも言える関門海峡は、人の心をわくわくさせる何かがありますね。
 石原さんにも色々とお話を伺いました。来春は、ニュージーランドで先陣争いをするつもりです。
               山草人

投稿: 山草人 | 2018年9月20日 (木) 09時32分

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