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2018年9月12日 (水)

生の充実

我ながら既に70年余も生きてきたとは信じられないが、現実にかなりのジジイである。
確かに五十数年を全力で生きてきて、今や世の中の様々な繋縛から解き放たれ、なすがままの自由を手にしている。

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やがてどこかに断崖絶壁があるのだろうが、それが忌まわしいと言うよりも、だからこそ今の自分を大切にしようと思う。
そう・・・、老年の時間は全てが自分の為にあるのだからして、何をしても良いのだ。

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いやさ、何もしないで、何物にも煩わされることなく、閑かにしているのも一つの生き方だ。
徒然草にも「老いぬと知らば、何ぞ、閑かに居て、身を安くせざる。」とある。

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しかし私は、自由な老年なればこそ、好き放題のことをして生きてみたいと思っている。
もっとも同輩諸氏の話を聞いていると、何をして良いのか分からないってのが現実らしい。

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俯いてトボトボ歩くそんな同年配者を見ると、私はああはなりたくないと思うのだ。
幸か不幸か、私には次から次へとやりたいことが現れるのだし、そしてまだまだ十分に挑戦できる体力が有るのだから、それはそれ幸せなことである。

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否或いは、次から次へと自分の課題を探しているのかも知れないが、生の充実を求めているんだから、いざ先にこそ進まんである。
その生の充実だが、そもそも何をもって充実と納得できるのだろうか?

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仕事に邁進していた頃は、或いは巣作りに夢中だった頃は、それは疑う余地もなかった。
だが空っぽになった巣は古ぼけて、邁進すべき仕事とて無い今、何を糧に生を充実させようか。

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生を満たすもの、やっぱり、それは道楽ではないのか。
何だって良いし、そいつを好きになって、夢中になって取り組みゃぁ良いのだと思う。

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人間はさぁ~、そういう意味じゃ限りなく贅沢な生き物だね。

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