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2018年10月27日 (土)

70年という歳月

薄ぼんやりとかすんでしまった過去と、何となく頼りなげに透ける未来、その接点に自分はいる。
1945年が終戦で、1947年から70年余を生きてきた私は、正に戦後をずっと生きてきたのである。

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国中が貧乏で食べる物すら事欠いていた頃から、豊かさを謳歌した高度経済成長、バブル崩壊から失われた20年、そしてそこから蘇生しつつある現在までである。
この間に時代も変わったし、この自分だって心身共に確実に変わってきた。

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時折鏡の中の自分に向き合うと、目の下がたるんで皺ばんだ老け顔に出っくわす。
昔は丸々とした顔で、やがて親父の顔に似てきたこともあったが、それも過ぎ去ったようだ。

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70年を経て、「やれやれこれが俺の顔か!」と、内心でため息をついたりもする。
既に人生の大事の大抵のことはやり終えて、自分とも別れを告げる最後の大事業を残すだけなのかも知れない。

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そして過ぎ去った70年余は、この私の全てである筈だが、歳月人を待たずにして、これを回顧しても詮無いと思う。
過去のことは過去のことにして、俄然思いは未来に向かうのだが、それが遙として霞んでいる。

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その最後の大事業に至るまでの間のシナリオが、中々にして難しいのである。
もとより、何か成さねばならないって訳でもなく、「さぁ~、思いのままに自分を生きてみろ」って言われて戸惑っているのである。

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少なくとも過去の70年余には、その時々に人並みの人生におけるテーマがあった。
しかしこの期に及んで、「将来のための精進を・・」と考えても、何故か虚しくも感じられる。

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70年間付き合ってきたこの自分と日々向き合いつつ、新たなテーマを探している。

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