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2018年11月 8日 (木)

温かな一日に

既に立冬を過ぎたと言うのに、幾分暑いというか、正に小春日和の陽気である。
お陰で台風で痛めつけられた畑も、例年通りの復活を見せている。

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ハクサイにキャベツ、水菜にパセリ、小松菜にニンジン、それにレタスやニンニク、温室のホウレンソウなどが競って大きくなっている。
そんな元気な畑を巡視するのは、それはそれ、毎日のこととは言え、私の元気の源である。

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今日も山を走ったのだが、途中で76才のNさんにお会いすると、先日の佳江さんの葬儀の話になった。
そして、Nさんに届く最近の便りは、訃報ばかりだと幾分放心気味におっしゃっていた。

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人間80年近くを生きれば、何時か死ななければならないのは自明のこと。
かつて観た「風と共に去りぬ」などの映画や、ロシア文学など、それも今になって時の流れの蕩々たるを知るのである。

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随分と(自分ではアッと言う間だが)生きてきて、その自分の軌跡を考えてみる。
しかしそこでは極普通の男が右往左往したに過ぎず、映画に描かれる要素の片鱗すら無い。

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それは官吏として無難な勤めをし、後半生を一農夫として送っている凡夫の姿である。
人というものは一つの物語を生きるらしいが、どうも私の物語には脈絡らしきものが無い。

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弁解するならば、その時その時を懸命に生きてきたと言いたいが、とまれ而して今日なのである。
米中貿易摩擦やらイラン制裁、北朝鮮との融和、トランプの中間選挙などと世は移ろうが、それも歴史になれば一時のこと。

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下世話な話題に右往左往する私達が、何だかそれが滑稽に思われるのは何故だろうか。
いやさそれだけじゃ無い、人を愛し、人を育て、睦み合って来たじゃないか。

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人それぞれに、心温まるホットな瞬間をタップリと生きてきたじゃ無いか。
それに老いたりと言えども、今からだって恋多き人でありたいと思っている。

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