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2018年12月21日 (金)

下り坂を踏みしめ

今日は学校の終業式で、私の立哨も今年最後となった。
これまで殊更寒い日が無かったからか、暮れが押し詰まって冬休みって感じがしない。

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それでも子供達は、お正月の諸々の行事を前にして、どこかウキウキとしている。
子供達にとっては、正月や夏休み、進級、それに進学は一大行事なのである。

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そもそも入試や就職、結婚や育児、昇進や退職などと、人生の前半には幾つもの節目がある。
その一つ一つの節目を超えることが当面の目標で、ずっと頑張ってきたのだと思う。

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しかしどうだろうか、人生後半には、それに相当する明確な節目が無いのではないか。
還暦だとか古稀・喜寿などと言われたとしても、それは単なる通過点が言葉として残るのみである。

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そして、この後半の人生は、ひたすらだらだらとした下り坂が続いているだけのような気がする。
山登りも私の楽しみの一つだが、それがたとえ急登だとしても、一歩一歩踏みしめて登るのは登頂への期待を含め実に楽しいものである。

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ところが登山は必ず麓まで戻らなければならない訳で、この下りのダメージは登りの比では無い。
登山も、この下りを楽しむことが出来れば、最高の登山と記憶に残るのである。

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そう思って振り返ると、下山もコース次第で楽しめる。
何時か登った八ヶ岳では、岩場を下るとそこには湿原が広がっていて、何十種類もの苔の道を辿った。

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高いところに登るのもさることながら、下り坂を踏みしめて進むのも素晴らしいと思った。

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確かに一通りのことをやり終えた人生後半には、そんなに派手な営みは無いだろうし、地道に日々を消化していく地味な仕事が残されている。
そう・・・地味で結構、その地味な下り坂をとことん楽しむことを、毎日考えている。

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