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2019年1月17日 (木)

六十のお婆さん

古稀を少しばかり過ぎたばかりなのに、近頃「お若いですねぇ」と世辞を言われることが多くなった。
そう言われて良い気になって、この間床屋の椅子に座ったら、目の前にどこぞのオジイが座っていた。

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やはり見た目にもやはりそれなりの年格好なのであって、奴らそれを承知でご機嫌を取っているんだ。
それに近頃じゃ、TVでニュースを観ようとすると「何で、こんなに大きな音にするのよ!」って叱られる。

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そんな馬鹿な、聞こえないから仕方ないだろうって反論していたが、どうやら私の耳に原因があるらしい。
何とも寂しい限りだが、気持ちだけはとんでもなく若いのである。

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だけどこの70余年ってえのは大変な年月なんであって、例えば水で考えてみる。
私の子供の頃(昭和20年代)には、お袋は裏の井戸端でタライに洗濯板で着物を洗っていた。

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それでもやがて井戸にポンプが着いて、ギーコチョン・ギーコチョンって景気よく水が出るようになった。
簡易水道が出来て水道が出るようになったのは、小学年の頃だったか。

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それまでは井戸で水をくんで、バケツで屋内の風呂桶を満たすのが学校帰りの私の仕事だった。
それが今じゃ、蛇口をひねりぁお湯が出てくるんだから、世の中随分と変わったのである。

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しかしあれだね、年齢ってヤツは中々微妙で厄介なもんだね。
先日の知覧の武家屋敷に向かう途中、ガイドをお願いしている女性に車中から電話したのである。

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すると60才くらいと思われる元気な声が聞こえてきて、「少し、遅れます」と了承を取った。
その時私の口が「ガイドさんは、60くらいのお婆さんだね」とポロリと喋ってしまった。

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すると突然車内が騒然となって、「しまった!!」と思ったが後の祭り、車には男二人に姦しい女性4人が乗っていたのである。
「『60の婆さん』とは何よ!」って訳である。

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そのぉ~あのぅ~、ホラ「村の渡しの船頭さんは、今年60のお爺さん♪」って歌うでしょ。
しかし姦しい女性陣の怒りは一向に収まらず、迂闊に年齢を口にしたら怖いことを実感した次第だ。

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コメント

兄貴、以前も書きましたが、自分では余り意識して無いですが私も若くみられます。
仕事では余り得をしませんが、遊んでると良いかも…

女性は幾つになっても乙女心を持ってますから、自分で婆あって言っても合わせたりしては成りません。
去年富士山を下山する昭和2年生まれのお嬢様とお話しさせて頂いた時も、お名前を尋ねるとご自分の名前にちゃん付けて教えくれたから
○○ちゃん写真撮ろ〜って言ったら喜んでました。
兄貴の場合歳上だから怒るでしょ〜そりゃ

常々言葉気を付けなきゃいけませんね!笑笑

投稿: ひろ | 2019年1月18日 (金) 12時58分

ホント、私としたことが抜かってしまったね。姦しき女性(決して婆さんじゃない)達の琴線に触れちゃった。
 実はボラガイトの方は78才で、若々しい声で知られているんだとか。私が言いたかったのは「歳は78才だけど、声は60才のお婆ちゃん」ってことだったのに。とほほ・・・
                 山草人

投稿: 山草人 | 2019年1月18日 (金) 18時25分

兄貴、乙女の琴線ならまだ可愛いですよ。
私は、相棒の逆鱗に触る事の無いように日々生きてます。
これが試して来るから怖いんだよね!笑笑
触っちゃいけない場所、撫でる方向次第で、鬼にも猫にも成るのが女性ですね。
でもそれ可愛いんですよ。

投稿: ひろ | 2019年1月18日 (金) 21時18分

私の場合は「渡る世間は、鬼ばかり」って次第で、節分には、内の中に向かって「鬼は外」って豆を蒔くんだけど、さっぱり効き目はありません。どうすりゃ、いいのかなぁ~!
山草人

投稿: 山草人 | 2019年1月19日 (土) 20時44分

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