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2019年1月 9日 (水)

裏白シダ

もう今日は9日で、今年も猛烈な速さでスタートしている。
一年の終わりが始めになって、今年こそはと思う訳では無いが、時の移ろいを感じさせる年末年始である。

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思うのは子供の頃の正月で、あの頃は何もかもを真っ白にして、新しいノートに向かおうとしていた。

大抵は三日坊主に終わったが、そのあの頃の気分が未だに残っているのである。

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だが、年が改まったからって何も変わる筈も無く、何時ものように日が暮れていく。

私がいつも走っている山(小笠山)はシダの山であって、殊にウラジロで覆われている。

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葉の裏が白くて(腹黒くは無いって意味で)正月飾りに珍重されているシダ植物だ。

その包み込むような鷹揚な葉の形も、正月を慶賀するのに向いているのかも知れない。

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その正月飾りも折からの乾燥で縮んでしまって、備えの餅にはカビが生え始めている。

正月気分を払底して、本気で今年に取り組まねばならないのである。

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ゆき去った古いものも、迎えた新しいものも、何時の間にか移ろい過ぎ去っていく。

そうやって七十余年を過ごしてきたことを思うと、無情とか懐かしいという言葉は実に虚しい。

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何時だって真剣に生きてきたし、その過ぎ去った日々は私そのものである。

「良いじゃ無いかそれで」って思う一方で、もっと違った生き方が有ったんじゃ無かろうかとも思う。

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今更事遅しだが、年末年始はそんなことを想起させるのである。

一昨日、地域の子供達120人余が寄せ書きした色紙三枚が届いた。

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毎日見守ってくれて有り難う、雨の日も風の日も・・・・・とあって、この十三年の立哨のお礼である。

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アッと言う間の十三年だったが、それは何時の間にか私の朝の日課になった。

ウラジロは日陰に育つ植物だが、実に性強く、元より裏表ないのである。

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