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2019年4月 6日 (土)

質素で堅実

私は呑百姓の、コツコツと田を耕す両親の子として生まれた。

祖父母が早く死んでいたから、父や母は家を守るために毎日必死で働いていた。Img_2789

長男として生まれた私は、早く(7~8歳)からその労働力の一翼に加えられていた。Img_2791

今にして思うとえぇ~と思うが、幼い子供がへっついでご飯を炊いたり、風呂を沸かしたりしていたのだ。

父が復員して生まれた子供で、暮らしは貧しかったが質素で堅実な家庭に育った。Img_2794

父も母も懸命に働いていたし、私もその背中を追って常に堅実を追いかけてきたような気がする。

田んぼの中の何の変哲も無い田舎に産まれたが、時代の趨勢に乗って大学まで行くことが出来た。Img_2800

勿論周りに豊かな暮らしをしている子供も居たが、それを羨ましいなんて思ったことはない。

その後、そのど田舎から世間に出て、様々な経歴を経ることになったが、原点は何時もこの田舎の暮らしだった。Img_2834_1

運命を命が動くと書くように、自らの立脚点を見極めて、そこから自身の人生を切り開くことだ。

誠実な両親の元に産まれ、幼い頃から様々な仕事(手伝い)が出来たお陰で、今日の私がある。

確かに「他所の子は遊んでるのに・・」と思ったこともあるだろうが、あれは私の貴重な財産だ。Img_2848

今日はほうれん草を収穫し、ナスにトマト、ピーマンにキュウリを定植した。

作物を育てることがこんなに楽しいのは、60年以上前のあの辛い経験があるからだ。Img_2857

人生とは、自分に与えられた宿命を認識し、その上で自らの運命を切り開くことである。

そう言う意味で、欲を言えば切りが無いが、我が人生に悔いは無いと思っている。

 

 

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