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2019年4月12日 (金)

いつか、きっと

満たされない時代に育ったからかも知れないが、私には「何時か、きっと○○」が多かった。

あれもしたい、これもしたい、だけど今は出来ないから何時かは実現したいってことだ。Img_2803

夢なのか願望なのか、淡い思いなのか・・・確かに夢多き青少年時代だった。

その思いがどれ位実現したのかって・・実は自分でも分からないが、或いは7割くらいは実現したのかも知れない。Img_2806

私の育った時代は、昼ドラのなっちゃんとほぼ同じで、両親は健在だったが何にも(着るものも食べるものも)無かった。

子供には時代の変化なんて分からなかったし、第一自分の居る位置が分からなかった。Img_2808

やっと世間が見渡せるようになったのは、就職してから(かなりの晩成)だった。

だけど、どんなに思い描こうと、そもそも人生なんて思い通りになるもんじゃない。Img_2809

何時の間にか妥協に妥協を繰り返し、今日に到ったという次第である。Img_2817

そして今、「いつか、きっと」から「今直ぐやらなきゃ」と言う年頃になってしまった。

時間もタップリ有って、その気になれば何でも出来そうだが、その分無数にあったはずの「○○」が減っちゃった。Img_2823

歳と共に自ずと妥協点が低くなっているのかも知れないが、これではじり貧である。

ともあれホウレン草の収穫も残り数日で終わって、ブドウの養生へと移っていく。Img_2825

収穫を名残惜しみながら、かつての「いつか、きっと」の時代を思い出そうとしていた。

風と共に去ったのは、きっとあの頃の思いなのである。

 

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