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2019年4月29日 (月)

朽木から小浜へ

物の流れは、何時しかその土地ならではの文化を生み出していく。

鯖街道、小浜の港から今出川の市場には、そんな長い歴史の痕跡がある。Img_3046

今朝は7:40、朽木の宿を出発して先ずは朽木陣屋へ、かつて朽木氏の拠点だった所だ。Img_3047

元亀元年、織田信長の朝倉責めの折、信長は浅井長政(信長の妹お市の夫)の裏切りにあって、撤退を余儀なくされる。Img_3051

その撤退の手助けをしたのが朽木氏で、近江脱出の途上一時的に避難した洞なども残されている。Img_3054

そう・・鯖街道は、信長や秀吉が命からがら逃避した道でもあった。

朽木からは榎と水坂の二つの峠があって、その峠を越えて5kほどで熊川宿である。Img_3057

小浜の港から15kほどの所にある熊川宿は、鯖街道の拠点として最も栄えた宿場である。Img_3058

今でも1k程に渡って往時の宿場の面影を残している。Img_3061

ともあれ、小浜港で昼頃に水揚げされた鯖は、幾分の塩をふられて30k超をも背負われて京に向かった。Img_3062

夜を徹して(今日の80k)運ばれて、18時間後には今出川の朝市に掛けられた。Img_3065

荷物の重さと100k近い距離を18時間で運んだことを思うと、私達ランナーでもとても敵わない。Img_3066

その魚の流れが何百年にも渡って続いたのである。Img_3070

もっとも私達は、その鯖街道をあちこち立ち寄って、楽しみながら三日間で踏破した。

とてものこと往時の比ではないが、やはりその土地に立ち入って経験してみないことには分からない何かがある。Img_3071

そう・・、今回も仲間に恵まれて素晴らしい旅が出来たと言う他はない。

 

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コメント

3日間、色々とありがとうございました。年を忘れた往年の娘たちは、さぞかしましかったと思います。
本当に、車で通り過ぎるだけでは味わえない、風景や空気、土地の人との交流がマラニックの醍醐味ですね。
鯖街道は山椒街道でもありました。
また機会がありましたらご一緒下さい。

投稿: 弥生 | 2019年4月30日 (火) 22時25分

はぁ~い、ホントすっかりお世話になりました。
 美女に囲まれての、こんな楽しい旅は初めてのことで、80kがアッと言う間に終わってしまいました。
 出町柳から小浜へは下り坂が多く、多分小浜から京都に向かうよりも、ずっと楽ですね。鯖を担って通った人達は、正に京に向かって登ったんだから、大変だったんだろうなぁ。
 ともあれ、何かと有り難うございました。
              山草人

 

投稿: 山草人 | 2019年5月 1日 (水) 12時37分

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