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2019年5月17日 (金)

夜は異なもの

子供の頃の夜は今よりずっと暗かったし、寝てしまわなければ怖かった。

子供というのは不思議な物で、寝る子は育つの道理で、眠れないなんて事は(記憶に)無かった。Img_2120

それが三十歳半ばだったか、突然来る日も来る日も眠れなくなったことがある。

ウトウトしたかと思うと汗をびっしょりかいて目が覚め、今度は何事かをグルグルと考えていた。Img_2126

胴回りにはブツブツと赤い斑点が現れて(ヘルペス)、風呂に入るととても痛かった記憶がある。

それは半月ほども続いた(今考えると、鬱病だった)のだが、それでもちゃんと生きていた。

元来私の睡眠時間は短い方で、大抵が7時間前後で、ぐっすりと眠るバターンだった。Img_2128

一日タップリ活動して、(夜が待ち遠しく)バタンキューって感じで、(春眠暁を覚えずで)ほとんど夜を意識したことがなかった。

しかし寄る年波の故か、夜の到来が些か苦痛になり始めている。Img_2131

近年では(やることがないから)俄然就寝時間が早くなって、9時過ぎにはベットに入ることが多くなった。

すると必ず小便のために起きなければならないし、それに夜長になって何本も夢を見る。

それは麗しく甘味な夢なら大歓迎だが、支離滅裂で脈絡のない夢ばかりなのである。Img_2132

しからば起きていようとTVなどを観てもおよそ詰まらない、「しょうが無い、寝るか!」ってことになる。

丑三つ時(二時頃)目が覚めると、階下では未だ電気がついていたりして、何だか昔(子供の頃)の濃い夜が懐かしくなる。

だが起き出すわけにも行かず寝ようとするが、今度は眠れぬ夜が待っているのである。Img_2134

昔なら、仕事のことやら将来のこと、或いは出来もせぬ夢など考えたのだが、昨今では思案するテーマがない。

而して支離滅裂な夢を見るという次第なのである。

こうやって私もだんだん年寄りになるのかなぁ~と思いつつ、若き日々の深々とした眠りを懐かしく思っている。

 

 

 

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