我が心象風景
初成りのスイカとトマトが、あの悪戯ガラスにやられた。
子供達の植えたラッカセイを引っこ抜き、種ショウガすらも掘り返してしまったあいつの仕業だ。
私のささやかな農園と言えども、毎日が雑草や害虫・害鳥獣との闘いなのである。
こいつらの根源は地中深くにあるから、地表面の除草では歯が立たないのである。
キュウリやスイカの最大の害虫はウリハムシで、こいつらを絶滅させるために毎日朝昼晩捕殺を繰り返した。
流石に奴らもここに来れば殺されると恐れたのか、今月に入って彼らの姿は無くなった。
先日来ブドウの色付きが始まっているのだが、良く見ると既に雀の試食跡が幾つもある。
何年か前に私が捕まえた雀を細君が解き放ったあの雀の片割れに違いないのだが、この対策が喫緊となったのである。
それで今日は、ほぼ半日掛けて一房毎に彼らの目に触れないように覆いを掛けたのである。
いずれハクビシンやら狸がやってくるのだが(好きなだけ食べさせるしか無い)、当面の敵は「カラス」と「雀」だ。
近年しきりに言われるのが自然保護・共生だが、産業活動の意図的廃棄は兎も角、現実はきれい事を言ってられない。
雑草や病原菌・害鳥獣、雑人(最近はこれが増えている?)と戦うのが、私達の日々なんだろうと思う。
もう70をも過ぎる(歳を経る)と、殊更無理な付き合いなどする必要も無いし、それは細君とて同じだ。
適度な間合いで、お互いに人生を楽しめば良かろうと思っている。
まぁ~、それにしてもあのにっくきカラスとは、如何にして決着を付けようか?
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