武田の館
今年は、武田直虎が甲府の躑躅が崎に本拠を置いてから、丁度500年に当たる。
あの「人は石垣、人は城」と謡われて、武田三代(直虎、信玄、勝頼)が根拠地とした城址を訪ねた。
武田氏が滅びて(江戸期に)甲府城が出来ると荒れ地になっていたが、今は武田神社が鎮まり、今年4月には信玄ミュージアムが開設された。
発掘調査も進み、将来の城址公園として整備も進められるようだ。
ともあれ、その躑躅が崎を今回初めて訪れたのである。
やはり想像通りと言うべきか、堀が深く掘られてはいるが巨大な石垣がある訳では無く、人を石垣とする武田を思った。
信州や駿河をも支配下に納めた巨大な領域を考えれば、壮大な城郭があっても不思議はないのだが、誠に質素な城である。
その一つの曲輪跡から丁寧に埋葬された馬の骨格が発見されたのだが、その馬の背が160cmと小ぶりだ。
武田の騎馬隊と言えば、織田信長などを震え上がらせたとの説があるが、武田軍団の実態はやや違ったのだったかも知れない。
今回は仲間4人での気儘なツアーで、明日は雨だろうが・・・この近在を走ろうと思っている。
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コメント
お疲れ様〜。
もうしばらく、お付き合いください。
投稿: 澄子 | 2019年6月24日 (月) 15時33分