何時まで走る?
運動嫌の私が走り始めたのは40歳を過ぎた頃で、昼休みの駿府公園のお堀周り、それが最初だった。
12時を過ぎるとランパンに着替え、お堀の周りを2~3周するのが日課になって、午後の仕事にも大いに気分転換になった。
汗をかくことの爽快感を感じたのもこの昼ランで、それが延々と今日まで続いているのである。
走り始めてみるとマラソン大会に出て足試しをしたくなるのが人の常で、10kがハーフ、やがてフルになって、
気が付くと、何時しかウルトラ(100k前後)を走り続けていた。
確かにウルトラマラソンは自分を限界まで追い詰めるんだから過酷だが、その分やり遂げた後の高揚感や陶酔感は格別だ。
しかし近年、そのウルトラマラソンを制限時間(多くが14時間)内に走りきることが次第に難しくなっている。
かつてフルマラソンのベストは3時間26分で走ったし、ウルトラだって11時間台でゴールしていた。
それがどう頑張ってもフルは4時間半を切れないし、ウルトラも14時間は相当に難しくなっている。
トレーニングは怠りないのだが、歳と共に自ずと筋力(跳躍力)が衰えるものらしい。
それで昨年から、年間8レース余を走っていたウルトラ(100k)は2レース程度に減らしている。
その分、50kや70k、それにフルを走ろうと考えているのだ。
幾ら歳を取ったとしても、30年も続けてきたんだから、そんなに簡単に止める訳にはいかないのである。
畢竟、記録更新などは望むべくもないが、元気で走りきることこそが勲章ではないかと思っている。
叶うことなら、80代、90代でなおフルマラソンを時間内に完走したいものである。
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コメント
ワープもありますよ!
上をみれば達人というか変態もいますが下にはもっともっといっぱいいますよ!!
私にとってみれば山草人さんは憧れの的です!!
投稿: かわい | 2019年7月 4日 (木) 17時17分
かわいさん、ちょっぴりの慰めを有り難う。自分の中では、生涯現役と決めているのですが、体力は若い頃と同じって訳にはいきません。その現実とどう妥協しつつ、新たな挑戦をしていけるのか。いつもそれを考えています。
最後まで、安易な妥協をしたくないのです。
山草人
投稿: 山草人 | 2019年7月 4日 (木) 19時01分