2008年9月26日 (金)

三間考

間抜けとは、「あほったれ」ほどの意味だろう。

でも間が抜けると、何故あほなのか?

「間に合う」という言葉もあるから、「間」とは時間でもある。

一日・一年を、どう過ごしたかと言うこと。

つまらない時間を費消していたとしたら、それは正に間抜けだろう。

私を含め、人生の時間を浪費している場面は案外多いかもしれない。

それに、どんな所で過ごすのかと言う意味で、空間も大切なことだ。

ホッとできる所、美しい景色、十分に能力を磨ける環境、

朱鷺が羽ばたく大空などは、当然あら間ほしき空間だろう。

そしてその空間は、時間の使い方如何で、広がったり縮んだりもする。

さしずめ交通機関の発達は、私達の生活空間を大きく広げた。

もう一つ肝心なことは、人と人との間だと思う。

どんな人間関係を構築するかは、その人の人生そのものと言える。

支えあって生きるのが人だけれど、その絆は糸が半分と書く。

後残りの半分は、信頼と言う見えない糸なのだそうだ。

この糸を繋げるのは、その人の志だろうか。

そう! 信頼の上に成り立つ豊かな人間関係ほど、幸せな間は他にない。

人生色々だけれど、豊かな時間、豊かな空間、そして豊かな人間関係こそ、

私達の究極の目標かもしれない。

つまり、誰と何処でどんな時間を過ごすかってことかな・・・・・。

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2008年9月25日 (木)

人生の旬

猛暑が去って、稔りの秋を迎えている。

一年で最も、旬の食材が豊富になる時期だ。

リンゴや柿、栗や柑橘などの果実は勿論のこと、地味な野菜にも注目したい。

特にサトイモやナス、ゴボウ、キノコは、殊更な旬だろう。

里芋のあの独特のぬめりの成分は、ムチンという解毒作用のある酵素で、

肝臓や腎臓を丈夫にしてくれる。

秋茄子のあの紫は、アントシアニンでこれストロール値を下げてくれる。

牛蒡だって、植物繊維の塊だ。

茸は、ビタミンやミネラルの宝庫だ。

要するに旬の野菜には、夏の疲れを癒す素材が揃っている。

ところで話は、人の生き方である。

養生訓で有名な貝原益軒が、人間の秋について書き残している。

彼は「人間は、60歳からが収穫期なのだ」と言っている。

史実彼は、60歳からの26年間に52冊の著作を残している。

人生色々と経験してきて、落ち着いて物を見極め、

着実な仕事が出来るのが60歳からという見本でもある。

つまり人間の旬は、60歳からだと思わなくっちゃいけない。

旬の野菜を頂きながら、随分と元気が出たような気分である。

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2008年9月23日 (火)

彼岸の山

空気も秋らしくなって、珍しく秋晴れの彼岸になった。

今日も、小笠山の尾根道を走った。

緑陰のトンネルを走り出すと、細胞の一個一個までが生きているという感じになる。

人間が生きているというのは、こういう事だと思ってしまう。

人間の脳は、そのことに集中すると他のことは見えなくなるものだ。

例えば、大変面白い話を伺ったりしていると、後にその話し手の服装を思いだせなかったりもする。

私達の頭も、相当の選別性・指向性を持っているのだ。

頭のレーダーを特定の所に向けると、他のことは眼中になくなる。

煩悩も名誉欲も、はたまたこの社会に対する意欲も同じだろう

山を走りながら、様々なことを思っている。

家族のこと、私のこれからの生き方のこと、そしてこの街の事だったりする。

時折、大きな蛇が路上に現れて、私の瞑想は中断するのだが。

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2008年9月22日 (月)

遠州人気質

遠州の人間は、俗に「やらまいか精神」などと言われる。

結構短兵急で、結果よりもアクションなのである。

駿河の人間は、その逆に近いのだが。

大学の遠州人同窓の会に顔を出した。

と言っても、私なぞは最も若い方の部類である。

功なり名遂げて、旭日双光章などを戴いた方を含め、

それぞれ各界でその世界を広げてきた方々ばかりだ。

世代も職種も違うのだが、思いの他この会はよそよそしくない、

言うならば、会を重ねてきて一定のコミュニティーになっているのだろう。

それに、一人ひとりの人生遍歴を伺い知ると、

現在進行中を含めて、各人それぞれのドラマを背負って生きている。

「人生、如何に生きるべきか」などと言うことは、太古の昔からの大命題だ。

そのドラマは、時々の判断一つで大きく進路を変えていく。

だが、これ我が身のことであったりすると、

途端に、小説を読むような訳にはいかなくなるものだ。

人生、平穏無事が一番なのだが、それだけで生きたと言えるのかどうか?

深刻に考えなければならなくなった。

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2008年9月16日 (火)

人の居所

リーマン・ブラザーズの破綻で、私達も多少の影響を受けるように、

人間は、一人では生きようもない。

それにも拘らず、孤独な生き方を強いられている人は数知れない。

東京の無差別殺人もその吐け口だったが、何故そんな人間が増えるのか?

それは、孤独で生きようもない人間が、孤独を強いられているからだ。

職場の人間関係だって縦糸が切れてみれば、共通の話題すらなくなってしまう。

或いは案外、その職場自体の虚飾を自覚しながら生活しているのかもしれない。

祭りもその吐け口なのだが、場合によってはその祭りだって孤独を際立てかねない。

かつての農耕社会では、孤独などという言葉すら不用であった。

人々が力を合わせなければ、生きていけなかったからだ。

今の社会、家族ですらそれぞれ別の社会に生かされている。

けっして、運命共同体ではないのだ。

その繰言はともかく、これからの高齢化社会では、

この居場所をどうするかは、厄介な問題だと思う。

人間の精神は、TVや新聞だけを相手に暮す訳には行かないのだから。

この点私なぞは、走友の存在に随分と助けられている。

一昨日のウルトラマラソンだって、電話やメールの励ましが続く。

励ましたり心配したり、時には喧嘩も出来る。

誠に得難い仲間なのである。

人には、自分の巣というか、心の居場所がどうしても必要だ。

その居場所をつくるのが、人の生涯の目的と言っても良いかも知れない。

だが、その人に与えられた時間は限られていて、

釈迦力になって自分の居場所を広げようとしても、自ずと限りがあるだろう。

それでも、共に馬鹿になれる仲間を作らなくっちゃいけない。

それが、人の居場所なのだ。

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2008年9月12日 (金)

先を読む・・

この先、時代はどう動くのか?

アメリカ経済は何時立ち直る?

株はどうなる?

将来の年金は大丈夫か?  雇用は?  医療は? などと際限がない。

そんな事がみんな分かれば、誰も苦はないと言われそうだ。

物の本には「先を読むには、私心を捨てて虚心坦懐になれ」とある。

自分の得失にこだわると、本質が見えなくなるというのだ。

例えば「茶業の将来はどうなる?」と言うことでも、

茶生産者は、自分の農業経営を維持することを前提に、

茶商は、自分の商売の継続を前提に、

それぞれ、あらまほしき答を用意してしまう。

自分の現在を否定して考えるなんてことは出来ないのだ。

だから結果として、100年一日の如く同じ繰言になってしまう。

人間は、その現実から一歩離れてこそ、物の本質が見えてくる。

要するに、自分を殺してみることが必要なのだ。

そうして、その時の流れを見極めて、自分を変えてしまう努力をすることだ。

幕末の坂本竜馬の如しである。

さしずめ超高齢化社会になるなら、それなりの処世をしろということだろう。

はてぞろ、そんな風に変われるかな ?

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2008年9月11日 (木)

風霜の力

私自身、風霜と言うほどの艱難を乗り越えてきた訳ではない。

だが、この「風霜」という言葉が気に入っている。

どんな人間にだって、年月は降り積もっていく。

それに月日は、行く川の流れのように彼方のものになっていく。

昨日の慶事も昨日の不幸も、瞬く間に過去の出来事になる。

私達誰もが、止まることのないそんな空間に生きている。

過去を振り向けば、夢幻かと思うようなことだってある。

少年の気分を少しばかり多く持つ私だって、

既に還暦を過ぎて余りある。

馬齢とは、正にこの事か思ったりする。

人生は、人と人の間に醸されるものだ。

肉親縁者はもとより友人知己との巡り合いの中でこそ、

人生というドラマは進行する。

時に励ましあい、慰めあって今日まで来たはずである。

もちろん、背負った荷物は各人違っていたかもしれない。

でも、みんな性強く共に必死に生きてきたと思う。

団塊の世代が、次々と還暦の瀬を越えていく。

み~いんな、同じような思いではないかと思う。

かの北条早雲が箱根の坂を越えたのは、62歳の歳である。

彼は、62歳から歴戦してあの北条を築いたのだ。

団塊の世代の諸君、これからの時代を創るのは我々なのだ。

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2008年9月10日 (水)

再読

司馬遼太郎の本を読み始めたのは、私が40歳を過ぎた頃だ。

たちまちにして、歯切れの良い文章と、歴史を担った人々の生き様に、

引き込まれてしまった。

そうして「もっと早く、司馬さんの本と出合っていれば・・・」と悔やんだりもした。

以来、司馬さんの書いたものは、無条件に手に入れるようになった。

だから、短編だろうが対談だろうか、ほとんどの著作を読んでいる。

司馬さんの本だけの書棚もできてしまった。

当然、ものの見方考え方だって、司馬さんから相当に影響されているはずだ。

ふとその書棚を眺めていて、この本を改めて読み直してみようと思い立った。

するとこれが又、初めて読んだ時以上に新鮮なのだ。

司馬さんの筋書きの工夫を辿ると、司馬さんが何を言いたかったのかが分かってくる。

勿論、司馬さんの人間を見る目が、行間から生き生きと伝わってくる。

筋を追っかけて読み漁ったの頃とは、相当に味わいが違っている。

すべて読み返すには10年近く要するだろうが、

「人間とは何か」ということを、改めて学ぼうと思っている。

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2008年9月 9日 (火)

幸せは何処に

この日本は、今年あたりから世界に先駆けて、超高齢化社会入りをする。

65歳以上の高齢者が、人口の21%を超えるのだ。

そうして2025年には、人口の1/3もが高齢者になる。

今日の仕組みがそのままなら、働く人(就業人口)も1/3になってしまう。

1/3の人で、年金も税金も負担できる訳がない。

そもそも、60歳定年で、65歳から高齢者だなんて決める方がおかしい。

人それぞれ、望むらくは死ぬまで世のために働こうと思っているのだ。

それを、60歳はケジメですなどと言う。

それは実は、発展途上の若い国で言うことなのだ。

人は誰も、幸福に生きたいと思っている。

そしてその幸福は、働き続けることから得られるのだ。

哲学者ヒルティはその著書「幸福論」で、

「仕事のさなかに倒れることは、老年の正しい過ごし方であり、

およそ人生のもつとも望ましい終結」だと言っている。

それに福祉国家スェーデンでは、

「目標を持って、賢明に働き続けられる」ことを幸福だと定義している。

そう、生涯現役で働き続けられるような仕組みが、

今日の日本に求められているのだ。

世の中を変えなくっちゃならないのだ。

この国に生きる皆のために !

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2008年9月 7日 (日)

縁無きを縁とす

今日は大学時代の、同窓会に顔を出した。

と言っても、顔見知りはほんの一部で大分部は初対面である。

かつて4年間だけ、同じような体験をしただろうと言うだけの縁である。

恐らくは同様の会がそうであるように、日常的に何のつながりもない。

では何故、そんな所に出かけていくのか。

それは「ひょっとして、新しい縁に巡り合うかも知れない」と言うことだろうか。

もとより俯いていたのでは、縁など生まれようもない。

だから縁を求めて、歩き回るのだが・・・・

僅かな時間で、人と人の縁ができるなどよほどの事がなくてはならない。

しかし人間は面白い。・・と言うか、孤独なのかも知れない。

人それぞれだが、こうした会に何がしかの動機で出席するのだ。

折角集まった人達を、程々に満足させて帰すにはどうするか。

これには、何人かを指名しておいて、その人生を語ってもらうことだと思う。

その中に「ああ~、この人はこんな生き方をしてたのか・・・」と思う人が一人でもいれば、

その場は、十分意義あるものになる筈だ。

今日の会は、反面教師だったかな。

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2008年9月 6日 (土)

活力の源泉

灼熱の太陽も、心なしか勢いを弱めている。

沈む夕日を見ながら、自分の活力は何かとふと思った。

もちろん色々とあって、元気が出たりしてるんだけど、

やっぱりその源泉は、健康だと思う。

なおかつ、自分の作り出している健康だ。

人間ドックにいけば、要注意みたいなのは幾つかあるけれど、

基本的には自分でコントロールできると思っている。

その自分の体力への自信、それが私の活力の源泉だと思う。

13時間で100kmを走りきる力がある。

そのことに象徴される体力が、少しくらい苦しいことも跳ね除けられるのだ。

自分のその自信みたいなものが、これからの人生も面白くしてくれると思っている。

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2008年9月 5日 (金)

時は流れて

今夜は、第61回メダカの学校に登校した。Cimg6251

このサロンは、3ヶ月に一度開かれるのだが、

私の側に、色々と変化があった為だろうか。

随分久しぶりと言う気がして、お会いする方一人ひとりをより懐かしく感じた。

もとより人生は、人と人の出合から始まるのだが、

出会いは別れであったりもする。

この学校にお世話になって、もう10年余になる。

この間に、亡くなられた方、出席できなくなった方も多い。

否むしろ、この10年間ずっと顔を出している方の方が少ないだろう。

学校に集まってくる皆さんは、個性豊かな方ばかりで、

何がしかに専心・熟達しておられる。

だが、人は一年一年歳を経る訳で、その活躍の度合いも少しずつ変化してくる。

今日は何故か、そんな時の流れを考えてしまった。

はてさて、そういう私自身、はたして老成しつつあるのかどうか?

どうも、30台のままのような気がしているのだが・・・・。

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2008年9月 3日 (水)

社会と自分

孫達を見ていて、思うこと。

それは、自分の世界を少しずつ広げていくんだなってことだ。

兄弟喧嘩をしたり、他所に遊びに行ったり、

夕涼み会があったり、母親をとりっこしたりである。

そんな風に生活の場面が少しずつ広がっていくと、

思いのままにならないことが増えてくる。

つまり、社会の制約に遭遇する訳だ。

子供達は、そんな事を繰り返しながら成長していく。

そもそも人間は、一人では生きられっこないのだ。

多かれ少なかれ、社会に同化せざるを得ない。

そうして社会に組み込まれるほど、もう勝手なことは出来なくなる。

当然、人との軋轢や利害得失で悩んだりもする。

それが人間と言うものの特質なのだが、

いっそのこと、鴨長明や吉田兼好のように生きられたらと思ったりもする。

自分だけの、ユートピアを夢見る訳だ。

だが、そんなところは何処にもありゃしない。

長明や兼好だって、世捨て人のように装ったが現実は違っている。

生きるということは、かくも大変なことなのだ。

「智に働けは角が立つ、情に棹差せば流される」のだ。

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2008年9月 2日 (火)

衣食足る地に!

今日は、愚痴らずにはいられません。Cimg5698

アフガンの伊藤青年のことだ。

今、アフガニスタンと国境を接するパキスタンのバジュールでは、

タリバンとの激しい戦闘が続いている。

タリバンも、死に物狂いだ。

お陰で、この地域だけで40万人もの難民が出ているという。

もともとタリバンは、アフガニスタンを本拠地にしていた。

そのアフガンが、今年、大干ばつに見舞われている。

そして、国際的な穀物価格高騰もあって、500万人もの人々が餓死に直面している。

その不毛の乾燥地帯に用水路を引き、薩摩芋や野菜を育てる。

外国の援助なしに食料が自給できる村づくり。

それが、凶弾に倒れた伊藤和也さんたちの活動だった。

その若者の熱き思いを、タリバンは封殺した。

畢竟、タリバンは如何なる哲学を持つのか?。

騒乱こそ自分たちの活路と思っているらしいが、

国民を飢えに追いやって、一体全体何が得られると言うのか。

間違った思想も宗教も、人々に大きな不幸をもたらす。

歴史の教訓は、そのことを何度も証明してきたのだが、

人間は、いつまで過ちを犯し続けるのだろうか。

それに、アブドラは彼らを罰しないのだろうか。

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2008年8月29日 (金)

リスク管理

このところ、ゲリラのような豪雨が続いている。Cimg6216

昨夜は、岡崎市では一時間に146mmもの雨が降った。

それで市内の全14万戸に避難勧告が出た。

次いで名古屋市でも、36万世帯に避難勧告である。

一体全体、何処に避難すりゃ良いのかはなはだ疑問だが。

市当局にすれば、マニュアルに従ったということだろうか。Cimg6200

ともあれ、そんなことで新幹線は毎日のように運転休止している。

沿線のどこかで、豪雨があるんだから。

こちらもマニュアルに従って、一定の雨量を記録すれば自動的に止めてしまう。

もし何かあれば、責任問題だから・・・と言うことだろう。

ただしかし、そもそも原因は雷雨だ。Cimg6201

雷雨が、一日・半日続くなんてことがある訳ないだろう。

そこのところが、マニュアルに織り込まれていないのだ。

先日、孫を連れてホットケーキを食べに行った。

当然のことながら、それぞれ一人前は多すぎた。

持ち帰ろうとすると、これにも待ったが掛かった。

「そういうことは、していません。」と言う。

オイオイ、たかがホットケーキだろう。

間違っても食中毒はないだろう。

第一、腐ったものなんて犬だって食べないぜ。

と言う次第である。

だからこの国では、毎年1,900万トン(世界の食糧援助量の三倍)もの残飯が出るんだ。

この地球では、今でも毎日2万4,000人もが餓死しているんだぞ。

なんと、四秒に一人の餓死者だ。

みんな、リスク管理よりも責任回避なんだよね。

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2008年8月28日 (木)

明日の風景

世界には、むしろ荒涼とした風景の方が多いのかもしれない。Cimg5712

しかしこの日本には、メリハリのしっかりとした四季がある。

そして、その折々の美しい景観もある。

安芸の宮島や松島、丹後の天橋立のように、Cimg5701

昔からの日本三景だって、ちゃんと残っている。

だけど今日の日本の街は、住宅も道路も景色も、全国何処に行っても同じ。

およそ個性のある景観はなくなってしまった。Cimg5690

だから、わずかに残された古い町並みが珍重されるのだろう。

恐らくは、半世紀前くらいまでは何処にも、

その土地独特の風景があったはずだ。Cimg5687

それが、画一的な土地区画整理や住宅団地なんかで、みんな消えてしまった。

だから故郷の原風景などと言うものは、

今の子供達には無縁になってしまったのかもしれない。Cimg5537

風景の好みは、時代と共に変わる。

それに、美しさの感じ方は人によって違う。

自分の経験をフィルターにして景色を見るからだ。

でも今の日本で、

自分の住むところを「ああ、いい景色だ!」って感じるだろうか。

その町の風景と言うものはそこに住む人々の共通の文化だと思う。

そういうものをじっくりと育てるのが、成熟したこれからの時代なのかもしれない。

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2008年8月27日 (水)

美味しい物は少人数で

日本の人口は、2004年から減り始めている。Cimg5639

ビークは、一億二千七百万人だった。

そして、私がこの世をおさらばしようと思っている30年後には、

きっと一億人を割り込むだろう。

巷では、人口の減少と高齢化で日本の衰退が言われている。

人口が生産力であり、消費量だからだ。

だが、本当に衰退するかどうかは、やり方次第だろう。Cimg6189

人口が減れば、交通渋滞や通勤地獄も無くなるだろうし、

生産環境はむしろ快適になるだろう。

雇用の機会が増えれば、女性の就業率だってぐ~んと高まる筈だ。

それに高齢者だって、70歳位までは十分働ける。

むしろ、それなりに働く場があったほうが良いに決まっている。

働く人の割合が増えれば、一人当たりの可処分所得だって増えるに違いない。

生産性だって、自ずと上がる方向に動く。

そういう環境を生み出すには、保育制度の充実とか、

働く高齢者に年金を支給しない代わりに所得税を免除するとか、

介護部門のサービス改善と負担を減らすことが必要だ。

望むらくは、働く意欲のある女性や高齢者が、存分に働ける社会だね。

そうすれば、人口減少も高齢化も怖くない。

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2008年8月26日 (火)

隠居仕事

隠居仕事などとは、第二の人生を軽く見る言い方だ。Cimg6146

隠居してから、大事業を成し遂げた人だっている。

江戸時代末期の伊能忠敬だ。

忠敬は、下総の名主であった。

その男が49歳で隠居し、江戸に出て天文学を学ぶ。Cimg6181

5年後、彼は自分の資材を投じて北海道の測量を始める。

時あたかも、ロシア船の来航など、地図が必要な時代になりつつあった。

第三次測量以降は、幕府の命令で測量をすることになるのだが、

55歳から71歳までのうち12年間を、日本全土の精密測量に費やした。

当時の測量の基本は、歩幅の69センチだった。

だから忠敬は、日本全土を歩きつくした。

その総距離は、4万2千キロに及ぶと言う。

そうして作った忠敬の地図は、正確なことはもとより、昭和10年まで生きて使われたのだ。

三千三百日余、歩きとおして作られた地図だ。

隠居仕事にしては、壮挙と言う他無い。

しかも忠敬は名主とは言え、士農工商の最末端である百姓なのだ。

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2008年8月25日 (月)

馥郁とした風景

ああ~そうだよね。Cimg6205

こんな景色、何処にもあったよね ! と、そう感じた。

高橋まゆみさんの創作人形展を覗いた時のことだ。

人形は単なる人形ではなく、日本の心の原風景を映し出していた。Cimg6202

人と人営みは、かくなるものだと納得してしまう。

その心情を人形が語らってくれる。

そんな心の余裕なぞ、とっくの昔に忘れてきた私にも、ジ~ンと来るものがあった。Cimg6203

日本の人口の大半が農民だったのは、ほんの50年前のことだ。

み~んな田圃の中を這い蹲って、米を作るのに必死だった。

米作りこそ、世の中の価値だったのだから。Cimg6204

日本人は、永い事そうやって生活してきた。

そんな時代の残像を、憎いほど表現している人形達だ。

私達の世代は、是非にも一見の価値があると思う。

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2008年8月24日 (日)

人はやり遂げてこそ

西暦742年、日本からの留学僧の懇請に応じて、

鑑真和上は、遠く離れた東の島国に向かうことを決意する。Cimg6211

和上、55歳の折である。

当時唐の国では、出国は国禁であった。

留める弟子達に向かって和上は、「何を身を惜しむことあらん・・・」と諭したと言う。

何度も出国を試みるのだが、難破して流されたり、官吏に捕縛されたり、Cimg6212

挫折すること5度に及ぶ。

753年、帰国第十次遣唐使船に乗ることが出来て、遂に和上が奈良の土を踏む。

この間、既に12年の歳月が流れていた。

和上の目も、既に見えなくなっていた。

和上は、唐招提寺を拠点に仏教の戒律伝道に生涯を捧げるのだが、

その期間は5年余であった。

忍基ら弟子達は、和上の死をさとり肖像を彫った。

それが今日の、日本最古の肖像彫刻である。

眺めているだけで、安堵するようなそんな一体である。

弟子達に、ここまで心を込めさせた和上とは如何なる人かと思わざるを得ない。

当時、第二の人生を異国で送ろうなどという人間は皆無であったろうし、

それも日本に渡ることが、至上命題であるかのように、

彼は、決して挫折しなかったのだ。

やはり人間は、やり遂げることなのだと思う。

人間の価値は、やり遂げることなのだ。

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2008年8月23日 (土)

処暑

暑い暑いと言い暮してきたこの夏。Cimg6174

昨夜は、寒いくらいにひんやりとした。

今日23日は、二十四節気の処暑なのだそうだ。

お陰で午前中の山のランニングも、随分と快調な走りが出来た。

それに今年は、暑さに加えて雨が少なかった。Cimg6164

私の所では、もう一ヵ月半もの間僅かの雨も降っていない。

畑に水をまいても、それは表面を湿すだけで植物の根には届きはしない。

植木までもが、変色を始めている。

当然のことながら、畑の作物は惨めな状態だ。

薩摩芋の蔓など、ほとんど伸びてもいない。

やっと今夜から雨になりそうなのだが、

それすら降ってみなけりゃ分からない。

自然を相手にする農業って、さほどに大変なのだ。

にもかかわらず、野菜の価格は安すぎるのではないか。

たかが野菜と、多くの消費者が考えているとしたら、

国産の野菜なんて、やがて口に入らなくなるだろう。

肥料や燃料の高騰に加えて、この旱魃である。

然るに野菜の価格は、例年よりも安いのだ。

価格統制の出来ない生産者は、歯を食いしばってこの暑さに耐えている。

だが、生産を何時まで継続できるのか、それは時間の問題かもしれない。

自給率向上どころの論議ではないのだ。

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2008年8月22日 (金)

人生いろいろ

一人ひとりの人生も様々だが、Cimg6173

人間の社会では、日々何事かが起こっている。

景気の変動であったり、事件・事故であったり、

諍いであったり、身近な人との別離だって当然起こる。

それでも自分は自分で、

仕事や趣味に家族サービスにと、それなりに生きようとしている。

私が植物を育てたり、マラソン大会に出かけたりするのもその一部だ。Cimg6171

そうやって月日が流れてゆく。

その一瞬を、一枚の写真にしてしまうならば、

つい方丈記の「行く川の流れは止まずして、かつ消えかつ浮かびて・・」Cimg6170

などとなるのだろうと思ってしまう。

先日、退職者の会の会報なるものが送られてきた。

それにはかつてお世話になった方々の、近況などが書かれていた。

当然、喜寿や米寿の方もおられる。Cimg6169

でも、未だに多方面で活躍されている方、

健康を害されて悶々とされている方、

有り余る時間を持て余しているような人もいる。

そう、正に人生色々なのだとつくづく考えてしまった。

人はやがて年をとるのだし、若返りの妙薬などは無い。

何時かは、夕映えの雲にその日の名残を惜しむ子供のように、

私達の人生にも夕暮れがやってくるのだ。

唯、人々を明るくするのは、若々しい前向きの精神だろう。

その精神の持ちようで、人生いろいろに変わるのだと思っている。

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2008年8月19日 (火)

脳との付き合い

アルツハイマーもパーキンソン病も脳の機能障害だ。Cimg6196

脳は、コンピューターならCPUなのだが、

永遠に機能すると言う訳にはいかない。

生命を維持するのも脳だが、知覚や精神をコントロールするのも脳だ。

かつて、頭の大きい子が利口になると信じられていた。

だが、どうもそうではないらしい。

今日の人間の脳は、1,400cc程度だ。Cimg6194

それに比べ、アフリカゾウの脳は6,000ccもあるらしい。

それに、アインシュタインの脳は決して大きくはなく、1,230ccでしかなかった。

頭脳の良し悪しは、情報伝達機能の如何によるらしい。Cimg6195

ドーパミンやノルアドレナリン、ギャバなどの情報伝達物質の流れ如何なのだ。

そしてそのエネルギーは、ブドウ糖だ。

とは言え、西アフリカで発見された600万年前の猿人、

サヘラントロプス・チャデンシスの脳は360ccだった。Cimg6197

今日の人間は、猿人の4倍のCPUを持っている事になる。

だが、使っているのはその何割かな? 

脳は使えば使うほど、その伝達系は発達するらしい。

死蔵しないように、心して磨きをかけようではないか。

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2008年8月18日 (月)

活力の源泉

規則正しい生活と言うのは、健康的でそれはそれで価値がある。Cimg6177

だが人間って奴は、毎日判で捺したような繰り返しでは何も考えなくなる。

江戸幕府の御家人達は、それを証明したようなものだ。

新奇を嫌う300年にも及ぶ慣習が、新しい時代への対応を困難にした。

当然私達にも、日々の生活に適度な刺激が必要なのだと思う。Cimg6178

通勤の道筋を変えてみるとか、ジャンルの違う本を読むとか、

美術館に行ったり芝居を観たりしたってよいだろう。

私の場合は、月に一度位のマラソンレースにかこつけた旅行がある。

これは事前の訓練を含めて、緩急のある生活の実現に役立っている。Cimg6179

それに葡萄の成長だって、毎日毎年が同じ繰り返しではない。

問題は、フレキシブルな頭の働きを維持できるかどうかだろう。

人間の脳と言うのは、違和感や疑問のような変化に反応して働くものなのだ。

新聞だって漫然と読んだら、何の刺激にもならない。Cimg6180

やはりこいつは、色々な場所に出て行って人と会うのが肝心だな。

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2008年8月16日 (土)

秋声

毎日暑い日が続いている。Cimg6155

今年は、殊更暑いようにも感じる。

だが小笠山では、カナカナカナ~と日暮が澄んだ声を出している。

それに蝉も、オーシィーツクツクと役者が代わっている。Cimg6131

自然と言うものは、私達よりもはるかに季節を敏感に感じているものだ。

立秋を過ぎても、秋とは名ばかりなのだが、、

それでも、月日は着実に流れている。Cimg6135

この暑さを、懐かしくなるのはもうすぐだ。

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2008年8月15日 (金)

孫には・・

孫と言うものは、可愛いと決まっているらしい。Cimg6151

私にも、三人の孫がある。

まだまだ若い私にとって、孫の世話で向後の人生をおくるつもりは無い。

だが、孫は特別なものだ。Cimg6012

殊更、もう少しで二歳になる三番目の女子は、目に入れても痛くない。

おしゃまで、言葉も色々な言い方を覚えて、結構生意気でさえある。

こいつに大きな目で見詰められると、ジィジはからっきし駄目である。Cimg6153

はてさて、人類を絶やさないために、神はそんな仕掛けを創ったんだろうと思う。

少子化が久しいのだが、三人兄弟のために喧嘩をするにも、

遊びをするにも都合が良い。Cimg6011

ママを取り合いしたりと喧しいこと限りが無い。

本来なら「うるさい!」っと怒鳴るところなのだが、それが出来ない!!。

長寿が当たり前の時代で、孫どころかヒコも珍しくない。Cimg6008

私も、ヒコに弔辞を読ませようか。

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2008年8月14日 (木)

追憶の日

私は、唯物的に物を考える方で、死後の世界なぞ無いと思っている。Cimg6148

だけど、輪廻や来世などと創案した宗教者は凄いと思う。

誰だって死には直面するのだが、そのことを生老病死と整理したうえで、

様々に儀式や作法を体系付けたのだから。Cimg6145

葬儀や不祝儀の作法だって、そうした体系の中にある。

来世を信じようがどうだろうか、そんなことは関係ない。

一定の所作の中でみんなが納得していくのだ。Cimg6149

私の所は、昨秋物故した父の初盆で、多くの方々に御出でを頂いた。

私なぞ、人間死んでしまえばそれまで・・・と考えているのだが。

でも、「私も、もう直ぐ向こうでお逢いするからね・・・」などと言われると、Cimg6150

仏教者は、凄いものだな~あと、つくづく思ってしまう。

お出でいただいた皆さんとの会話の中から、生前の父のことをあれこれと思い出していく。

そうして、人はやがて死ぬのだが、私は死して何を遺せるのかと考えてしまうのだ。Cimg6144

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2008年8月13日 (水)

私なぞ、百姓の長男だから、江戸期に生まれていたら、Cimg6000

今頃、おそらく悪代官に苛められていたんだろうと思う。

人には、分と言うものがあると儒学の世界では教えられる。

それはそれで、時代を治める一つの秩序なんだろうと思う。

しかし、分をわきまえる社会は、進歩の無い社会でもある。Cimg5999

だから私も、「分」をわきまえずに生きてきたのだと思う。

それに、年甲斐も無くと言うことにも抵抗している。

私もいい歳なんだろうが、挑戦する心は二十歳の人たちに負けない。

人生五十年と言われた時代があるけれど、Cimg5997

今は、年齢に七掛けなんだそうだ。

つまり六十歳なら、機能年齢は42歳と言う次第である。

それを真に受けて、分不相応に生きてやろうと思っている。

世間の目などそっちのけで、Cimg5939

すべからく物怖じせずにやってやろうと思っている。

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2008年8月11日 (月)

目標に挑む

安達さんのブログを読ませていただいた。Cimg6128

彼女は、先日の富士山頂往復マラニックを、

23時間55分で完走した女性である。

何日も費やして準備に準備をして、

そうして見事、目標をクリアーしたのだ。Cimg6114

今回のマラニックへの挑戦者は、全国各地からの約60名である。

だがその中で、完走できたのは15名に満たない。

その一人が彼女なのだが、

ブログにはその壮絶な一部始終が綴られている。Cimg6105

完走も見事なら、その手記も感動を呼ぶものだ。

アドレスは、http://norinori1427.seesaa.net/である。

今年5月26日、75歳の三浦雄一郎さんが、

標高8848mの世界の最高峰エベレストに登頂した。Cimg6050

冒険家としての三浦さんは、ヒマラヤや富士山をスキーで滑降したり、

様々な冒険で世界を驚かせてきた人だ。

だが60歳を過ぎた頃の三浦さんは、文化人としての活動が中心で、

体重も85kgの肥満になっていたと言う。Cimg6044

だが゛その彼が一念発起して,特殊なトレーニングを続け、

何度も死にそうになりながら70歳でエベレストに登頂。

そしてまた今回、75歳にして山頂に立ったのだ。

この間、不整脈を矯正するための心臓手術を二度も行っている。Cimg6035

今回の登山では、一緒に登った息子の豪太さんは、

8200m付近で脳浮腫を起して半死の目にあっている。

ともかく、様々な試練を乗り越えて、彼は彼の目標を達成したのだ。

三浦さんは書いている。

「幾つになっても、目標があること」

「夢に向かって挑戦すること」それが人生の哲学だと。

人間、年齢ではないのだ。

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2008年8月10日 (日)

本棚

何時の頃からか、本が私の財産のようになって、Cimg6142

玉石とり混ざって積み重なるようになった。

何のことはない本を取っておいて、それで安心という気分だろうか。

それがやっとこの四月、資料類を含めそいつらを思い切って大量に処分した。

随分とすっきりしたのだが、またぞろこの数ヶ月で溜まり出した。Cimg6141

それでこれからは、財布を使わずに頭を使うことにした。

図書館をフル活用することだ。

で早速図書館に足を運ぶと、大勢の学生が静かに本を読んでいる。Cimg6101

日本も未だ、捨てたものではないと思ったりしたのだが・・・・。

私も、これまで高くて買えなかった様な本を選んで、せいぜい読むぞ!

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2008年8月 9日 (土)

夏の夜

花火と言うものは、何故か切ない。Cimg6140_2

次々と上がって行って、パッと開いて消えてしまう。

はて、私が花開くのは何時のことだろう。

それとも、既に花開いたのかな?Cimg6139

でも人生は、ヒュルヒュルっと登っている時が、幸せかもしれないね。

袋井の花火は、絢爛として豪華なだけに、煌びやかな織豊時代を想起させる。

そして一つ一つの花火は、その時代に生きた武将のような・・・・。Cimg6136

花火と同じように、人間の命も有限なんだよね。

そんなことを、改めて自覚させるのも花火かもしれない。

あなたは、誰と一緒に火の花を咲かせていますか? Cimg6130

折角、生きているんだものね!。

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2008年8月 8日 (金)

働くって

人は、何故働くんだろうって思った。Cimg6127

「そりゃぁね、食べる為だよ!」って言われそうだ。

だけど、それだけじゃないよね。

働いているって、そのことが生き甲斐になっていることも多いよね。Cimg6121

人は、働くことで自分の可能性を見出したり、

社会の中での存在を自覚しているんだよね。

昔は、国民のほとんどが農民だったから、Cimg6113

どれだけ働いたかが稔りになって、実りが多ければ豊かになれた。

働くことが、家族の生活と直結していた。

労働と生活、そして自己実現が一致していたんだろうと思う。Cimg6110

だけど、細かく分業化・高度化した今の現場では、

なかなか充実を実感できなくなっている。

私は、ついこの間までの三ヶ月間、毎日が日曜日だった。Cimg6108

その経験を踏まえると、人は毎日何かに没頭できるって事が大切だよね。

しかもそれが、世のため人のためになっていれば何よりだね。

そう! 自分の価値観(良識)を仕事に注入できる人は幸せだね。

「人は、パンのみにて生きるにあらず」だからね。

それに人間って奴は、常にコミュニケーションを求めて止まない動物だ。

職場のコミュニケーションも大切なんだよね。

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2008年8月 7日 (木)

時代と人

松井今朝子の「幕末あどれさん」を読んだ。Cimg5246

あどれさんというのは、フランス語で若者と言う意味だ。

幕末は、言うまでもなく時代の激変期だ。

特に、300年の太平を貪っていた幕臣旗本にとっては、Cimg6108

何が何だか分からない程の激変だったはずだ。

徳川幕府というのは、時代の変化を止める事で維持された政権だ。

新しい事や物を極力抑制してきたのだ。Cimg4069

それが1853年、ペリーがやって来たことで通じなくなる。

長州征伐だって、諸藩を率いて大挙攻めて行ったのに、

小さな一藩にあっさり負けてしまう。Cimg5245

300年変らずに禄だけを食んでいた幕臣達には、信じられないことだったろう。

そんな馬鹿な・・・・と言う事でしかなかった。

現実は、元亀天承もどきの装備で、大砲や新式銃を装備した軍隊にかなうはずが無かったのだ。

もとより旗本は、代々型にはまった生活しかしてこなかった。

代々、300年もの間それで良かったのだ。

それがいきなり変れと言われても、変りようもなかったのである。

しかし時代の波は、そんな彼らを容赦なく飲み込んでいく。

幕末と言うのは、実に大変な時代だったのだが・・・・、

新興国の隆盛の中で、これからの日本と私達はどうすべきなのだろうか? 

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2008年8月 6日 (水)

影富士

山の影を撮る機会など、そんなに度々あるものではない。Cimg6109

しかも、富士山の影である。

ご来光を待った後、100mほど登って南側の稜線に出ると、

富士宮側に夜明けの富士山の影がくっきりと見えている。Cimg6120

体調が優れなかったこともあって、しばらくこれを眺めていた。

何となく頼りなげなその影は、私達の過ぎ去った時間と同じように、

程なく消えてしまった。Cimg6111

富士山にも、過ぎ去ったつい最近の過去がある。

200年ほど前の富士は、

噴火口に熱い焼砂が残り、神池(加工湖)も霊験として存在していた。Cimg6119

富士山は、つい最近まで紛れも無い火の山だったのだ。

だから、それぞれの登山口に火に関る祭りが残っている。

富士宮口の御神火祭りや御殿場口のワラジ祭り、そして吉田の火祭りだ。

私達の山頂往復マラニックは、御神火祭りのその当日だった。Cimg6060

御神火祭りは、浅間神社の湧玉池でミソギをして、

富士山頂に御神火をいただきに登山する。

山頂の奥宮で点火したその火を、二台のミコシに戴いて市中を練りまわす祭りだ。

富士山の火は、まさに神の火なのだ。

ミコシの一台は、富士山の形をしていて御影と呼ばれているそうだ。

祭りのその日、かつて噴煙を上げていた山頂には、登山者の長蛇の列が出来ていた。

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2008年8月 2日 (土)

私の夏

いよいよ富士山頂往復マラニックのスタートだ。Cimg4793

午後の六時、海抜ゼロの田子浦港から、

かなたに見える3,776mを目指して走る。

この110kmを、どの様に楽しめるかが私のこの夏の挑戦である。Cimg6027

今年の夏は、ことさら暑い日が続いている。

私の菜園も、ミリミリと乾いて、オクラもゴーヤも元気がない。

雀やカラスと奪い合いを続けてきた私の葡萄も、Cimg6040

やっと収穫期を迎え始めている。

植物にとっては当然の夏なのだが、私の置かれた環境は随分例年と違っている。

退職とそれに続く職場の変化が一番大きいだろうか。

がしかし今は、眼前の芙蓉の第一峰を目指すのみだ。

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2008年7月30日 (水)

完全燃焼

馬齢を重ねたからだろうか。Cimg6049

「与えられた時間は限られている。

だから、その貴重な時を、給料のために犠牲にして良いのだろうか」

そんな事を考えるようになった。

そうかと言って、直ちに何をすると言う訳でもない。Cimg6019

電車を待っていても、この無駄な時間が何とかならないかと思ってしまう。

多くの場合その人の時間の密度は、その置かれた環境で随分と異なってしまうものだ。

仕事の内容や立場によっても千差万別だろう。

江戸期の部屋住みの二三男のように、仕事が無くて一生終わることだってある。Cimg6016

だけどその部屋住みが、一転世の中に躍り出て活躍するケースだってあるのだ。

人生には緩急があるけれど、せわしないだけで燃焼し尽くしたとは言えないだろう。

望むらくは、「オイ、生きたぜ」っていう時間を多く持ちたいものだ。

どうすれば、そうなるのか?Cimg6018

どうも、これは贅沢な悩みなのだろうか。

人間は、その与えられた時間を燃焼し尽くすべきだと思っている。

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2008年7月29日 (火)

継続

子供の頃、日記を書くのが3日と続かなかった。Cimg6087

私はそんな典型的な、三日坊主だった。

それが二十年ほど前、続けることの面白さを覚えた。

私の苦手なことを、心してやり続けようと思ったのが40歳の頃だ。

それは、大嫌いだった駆けっこに作文、それに人見知りを止めようと言う事だった。Cimg6090

走ることとの出会いは、偶然だったかもしれない。

走ることは嫌いだったけれど、誰でも出来ることだ。

だから、走ることなら俺にだって出来る。

そう思って始めたのが、何時の間にか常態化して、

今ではウルトラマラソンを走っている。Cimg6088

ウルトラを走る秘訣は、実は継続しかない。

レース前にどれだけの距離・時間を走ったかで全てが決まる。

つまりウルトラマラソンは、継続の証なのだ。

二つ目の書くことは、相当に覚悟して始めた。

書くことは、自己の内面や思いを赤裸々にすることだ。Cimg6037

人は普通、表をつくろって過ごした方が楽なものだ。

あえてその反対をやろうと言うのだから、これには覚悟が必要だった。

それに書くためには、書くための中味や行動が必要だし、

書いたことは必ずやり遂げなくっちゃならない。

だから書き続けることで、私の日々の行動が随分と変わった。

それ以前なら、まあいいだろうと考えてしまうことも、積極的に前に出るようになった。

人と会うことは、私にとってはことさら苦手な部分だった。

常に自分を意識して、どぎまぎしていたのがそれまでの私だ。

その私が自分を叱咤して、様々な会に顔を出すようにしてきた。

それで何時の間にか、人間ほど面白いものは無いと思うようになった。

このブログも、既に800日以上毎日書き続けている。

何時まで続くのかは別として、何にでもしつこく続けようと思っている。

3日坊主でも出来るのだ。

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2008年7月27日 (日)

葡萄パーティー

久しぶりに我が家で、パーティーが開かれた。Cimg6091

ゲストは、お茶と水研究会の皆さんだ。

かねてから、私の葡萄の話を半信半疑で聞いていたのだが、

どうも本当らしいと言うので、実地検分しようと言うのが今日の集まりだ。Cimg6093

各地からおいでになった皆さんが、私の労苦を納得して頂けたのなら、

それが今日の最大の収穫である。

葡萄なんて、そんなに簡単にはまともなものは出来ないのだ。Cimg6094

私の雀やカラスとの悪戦苦闘を、実感していただけたのかどうか? 

お茶と水研究会も、私の一つのコミュニティーなのだが、

20年からのお付き合いだから、中味は相当なものである。Cimg6098

人間は面白いもので、知己のためには相当なことまで出来てしまう。

自分の仲間なら、許せる世界が広がるのだ。

だから、辛らつな批判が飛び交うし、議論も歯に絹を着せるなんてことは無い。Cimg6100

そんなコミュニティーから、私は多くのことを学んでいる。

仲間は、多ければ多いほどハッピーになれるのだ。

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2008年7月21日 (月)

寄在芙蓉第一峰

「五尺の短身一竹筇・・・・ 平生心事知何処 寄在芙蓉第一峰」Cimg6038

明治の思想家横井小楠の詩の一節である。

人間生まれてきたからには、志を高く持って前に進め。

目指すべきは芙蓉(富士山)の頂である。

そんな精神の気高い覇気を、この漢詩で謳っている。Cimg6042

江戸時代までの富士山は霊山として信仰の対象であった。

山頂は富士宮の浅間神社の神域であり、明治になるまで女人禁制だったと言う。

今日では、年間に200万人もが山頂を目指す。

とは言え、観光地化した五合目までならともかく、簡単に登れる山ではない。Cimg6045

近年はその富士山に、中国や韓国、米国人が目立つようになった。

今日は、その雲海の上に立って、人が何故この山を目指すのかを考えていた。

そして、富士山の環境美化や世界遺産登録について・・・・、

来月の二日、田子浦港から再度この山の頂を目指して走ることにしている。Cimg6048

そうして、何故この山の頂を目指すのかの私なりの結論を出したいと思っている。

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2008年7月20日 (日)

サマーラン

梅雨が明けて、暑い夏本番である。Cimg6015

夏には夏の大粒の汗をかこう。

と言う訳で、今日は浜名湖を半周するサマーランに参加した。

鷲津駅前をスタートして、東岸の舘山寺までが約22kmである。Cimg6017

スタート直後の賑やかさは、まもなく寡黙な暑さとの戦いになる。

わずかな救いは、海から湖面を渡ってくる風だ。

こちらの汗を他所に湖面では、ウンンドサーフィンやら海水浴やら・・Cimg6021

それに最近では、水上バイクやボートに牽引されたパラシュートも見られる。

私の方は、ひっきりなしに水分を取るのだが、直に喉が乾いてくる。

この間に、ペットボトルを6本も飲んでしまった。Cimg6022

歩こうとする誘惑を乗り越えて、やっと舘山寺の船着場にたどりつく。

そこからは船に乗って、対岸のハマナコスタに渡る。

そして瀬戸から湖西市のアメニティープラザまで、14kmを再び走るのだ。Cimg6020

ゴールが間近とは言え、気温は30度をかなり上回っている。

風呂とビールを頭に浮かべながら、走ったり歩いたり・・・

それでも14時過ぎには、全員がプラサ゜の風呂に入ることが出来た。

その後は、例によって全員で乾杯である。Cimg6024

健康で良い汗がかけることこそ、幸せと言うものだろう。

今日も一日、たっぷりと楽しませていただいた。

みなさん ! 有難う。

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2008年7月19日 (土)

喜んで!

新しい職場に通い始めて半月余になる。Cimg5988

日々お会いする人の顔も、使う言葉もまったく変わった。

身の処し方も、長くなじんだ職場と違うのは当然だ。

そんな訳でいまだに、なんとなくぎこちないと言うか、すべからく足が地に着かない。

昼飯もそうなのだ。

三月までは、職場の食堂がもっぱらであった。Cimg5998

ところが、この7月から近くの店で食べるようになった。

駅近くだから、昼食を提供する店は無数にある。

その店をあちこちと、一人で食べ比べて歩いている。

外食産業の激戦区で、みんな業態が違う。

セルフサービスや食べ放題、飲み物自由、ゆっくりと一時間などとみんな嗜好を凝らしている。

そんな中で行列が出来る店は、安くてそこそこのサービスのある店だ、Cimg6006

最近リピートするようになったのは、その中の一つの店だ。

この店の特徴は、一週間のメニューが幾つか表示されていて、

飲み物がフリーなことだ。

それに、昼食を注文するとウエイトレスが「オーダー頂きました」と発声する。

すると直ちに、あちこちから「喜んで~!」と返ってくる。

「喜んで注文を承りました」とでも言う意味なのだろうが、・・・

慣れない私なぞは「そんなに嬉しいのか?」とか、「何が嬉しいのか?」などと考えてしまう。

このチェーン店のマニュアル通りなのだろうが、日本語の妙と言おうか・・・

てな具合で、昼飯を食べるにも新しい体験の連続なのだ。

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2008年7月15日 (火)

蝉声

朝の静けさの中、蝉が一斉に鳴き始めている。Cimg5994

梅雨明けの声は未だだが、彼らはもう待ちきれないようだ。

もちろん、ヒマワリの花だって咲き揃っている。

私達日本人は、この四季のメリハリに育てられてきたのだ。

だから夏は暑く、冬は思いっきり寒い方が良いと思っている。Cimg5996

ところが近年の日本人は、からっきし意気地が無くなった。

資源浪費の冷暖房にならされて、我が儘三昧が当たり前になっている。

おまけに食い物にも卑しくて、メタボなどを気に病まなくてはならなくなった。

本来人間は、暑さに耐え寒さをしのぐ中で、精神力を養い得るのだ。Cimg5969

蝉なぞは、この暑さを待ちかねて鳴く。

地球の温暖化は困るが、私達も夏にはたっぶりと汗をかくべきだと思う。

私も来週から、浜名湖半周マラニック、富士山頂往復マラソン、

そして大菩薩峠登山競争と、大汗を流すレースが続く。

今年の夏も、蝉に負けずに良い汗をかくぞ !

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2008年7月 8日 (火)

身土不二

仏教に由来する言葉のようだが、人間の生き方の本源的なところに深く関係する。

人はその土地に生まれて、その土地の空気や水、土地に産する食物に依拠して生きていた。Cimg5942

私達は、殆どがそうやって今日まで生きてきたのだ。

人生五十年であろうと無かろうと、その土地に支えられて生きてきた。

そう生きるのが、本来の人間の生き様、死に様なのだと言う考え方だ。

この二百年、時と共にグローバルな時代になって、Cimg5943

物流が富を生むようになった。

安い労賃を求めて、動き回るような経済が出来上がる。

そうして、国内よりも安ければ、輸出国の国情などお構い無しに買い続けてきた。

そういう意味では、戦後の日本人は節操の無いエコノミックアニマルでしかなかった。Cimg5945

お隣の韓国では、「身土不二」はごく普通の言葉になっている。

人間は、その生まれた土地と不可分なのだ。

たとえその土地を離れたとしても、どこかで繫がっているはずだ・・と考えてきた。

だから、米国からの牛肉輸入解禁で、就任早々の大統領を揺るがすような事態になっているのだ。Cimg5590

日本人なら、「たかが牛肉で・・・」そう思ってしまうのだろうが、韓国ではそうはいかない。

とは言え、日本でも中国産餃子事件以来、「地産地消」がブームになっている。

遅きに失したとは言え、食の本来のあり方なのだと思う。

エネルギー問題も含めて、地産地消を本物にできるか否かは私達の今後の行動如何だ。

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2008年7月 7日 (月)

洞爺の馬鈴薯

G8の開かれているザ・ウィンザーホテル・洞爺の眼下は、言うまで゛無く洞爺湖だ。

そしてその反対側に、羊蹄山がそびえている。Cimg5867

ホテルと羊蹄山の間には、広大な馬鈴薯畑が広がっている。

北海道の馬鈴薯は、今が花の最盛期を迎えているはずだ。

決して目立たない赤紫色の花が、あの広野に限りなく広がっているだろう。

北海道がこれほどの馬鈴薯産地になったのは、明治40年の、川田龍吉の努力に由来する。Cimg5851

龍吉は、土佐郷士川田小一郎の長男である。

小一郎は鉱山経営などの功績が認められ、日銀総裁まで努め、男爵の爵位を受ける。

その子龍吉は、明治10年英国のグラスゴーに造船技術を学ぶために留学。

そこで、ジニー・イーディーと恋に落ちるのだが・・・果たせぬ恋となる。Cimg5872

やがて彼は男爵を引き継ぎ、函館船渠会社の専務を務める。

が、当時のスコットランドのジャガイモ畑の光景が忘れられなかったのだろうか。

龍吉は、英国から11品種の種芋を導入して栽培を始める。

そうして、鈴なりの実をつけた品種が「男爵」だった。Cimg5944

その男爵によって、北海道は馬鈴薯の大産地になるのである。

食糧問題が重い課題になりつつある折、G8の首脳達は洞爺の馬鈴薯畑に気付くだろうか。

南米ペルーに始まった馬鈴薯の紆余曲折には、人間と食材に関わる物語が詰まっている。

ちなみに「肉じゃが」は、東郷平八郎が英国ポーツマスに留学した折のビーフシチューに始まるらしい。

帰国後に艦上食として、これを醤油と砂糖で作ったのが始まりだと言う。

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2008年7月 4日 (金)

梅雨明け?

昨夜来の雨で、今朝は電車まで止まってしまった。Cimg5922

そして、雨が止むと同時に一気に夏空が広がった。

少しばかり早いのだが、蒸し暑さも含めて、まさに日本の夏だ。

何故か、静岡市中のビアーガーデンまでが輝いて見える。

この国の四季の良いところは、何もかも変えられることだ。Cimg5923

着る物は勿論、気候も食べるものも、気分だって随分と変えられるのだ。

それで気分転換にと、昼休みにしばし暑さの中を歩いた。

「ひょっとして、今年はもう梅雨明けかしらん」そんなことを思いながらである。

何故なら、街を行く人はみんなクールビスだし、若い女性はことさら涼しげである。Cimg5924

大分拘束されることが多くなりそうだけど、

今年の夏こそは積年の宿題を幾つか片付けようとと思っている。

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2008年7月 3日 (木)

人類の存亡

私達人類が滅びるのは、戦争とか疫病ではないかも知れない。

そしてそれは、私達自身の自儘なエゴによる環境破壊だろう。Cimg5919

そう思っている。

人間はこれまでに二度、大きな自然改変をしてきた。

最初は、採集狩猟という自然の営みを変えたことだ。

氷河期の終わりと共に海面が上昇して、人間の生活圏が著しく狭まった。Cimg5920

そのとき我々の子孫は、田畑を作って作物を育て家畜を飼うことを始めた。

つまり、私達人間だけの自然環境を作り始めたのだ。

二度目は、その自然改変が限界に達した時に起こる。

森林を切りつくし、木材に代わるエネルギーを必要とした時だ。Cimg5921

その時人間は、石炭と言う新しいエネルギーを見つけ出して、これに転換していく。

そのエネルギーの転換が、近世産業革命の起爆剤になったのだ。

そして今、私達はその石化エネルギーを使い尽くしつつある。

地球が、10億年もかかって溜め込んだエネルギーを一気に開放してしまう訳で、

地球環境もその10億年前に戻れと言っているに等しい。

私たちが息苦しくなるのも当然のことなのだ。

今度の洞爺湖サミットは、経済もさることながら

人類の生存に思いをはせる会合であって欲しいのだが・・・・。

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2008年7月 1日 (火)

名刺

かなり若い頃、ドイツで少々高価な名刺入れを買った。

ある先輩に「男にとって、名刺入れは顔だよ!」そう諭されたからだ。

以来、その名刺入れを使ってきたのだが・・・・。Cimg5914

この四月に、私の肩書き付きの名刺そのものが無くなってしまった。

その後多くの人にお会いしたのだが、名刺を出される度に私も同じ動作をしてしまう。

そして慌てて、「名刺を持ちませんので・・」と言うのだが、

何んだか名刺を持たないのが、後ろめたくさえ感じることもあった。Cimg5917

「人間は、その人間でしかないんだ」と思っていながら、肩書きで人を見てしまう。

そんな感覚からもやっと自由になったと思っていたら、昨日から新しい名刺を持つ事になってしまった。

いっそ名前だけの名刺を持ち歩こうかと思うのだが、

ここ当分は関係先への就任挨拶など、そうもいかない。Cimg5918_2

そんな生活に又浸かってしまいそうな自分を恐れている。

とりあえず、私の長い休暇は終わってしまった。

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2008年6月28日 (土)

栄養と欲望

かつて皇帝や貴族の病気でしかなかった通風や糖尿病が庶民のものとなり、

メタボリツク症候群などと、民族の存亡に関わる病になりつつある。Cimg5908

そもそも日本人の平均寿命は、女性の86歳で世界一だ。

男だって79歳で、世界で第二位だ。

その長寿は、とりもなおさず日本の伝統食に支えられてきた。

つまり、米と豆に魚である。Cimg5907

だがここに来て、そうした長寿が俄かに怪しくなってきている。

かつて沖縄は、日本一の長寿県だった。

ところが若い人たちの肉食と共に、男子で26位までに急落している。

ちなみに今の日本人は、40歳以上で半数はメタボなのだ。Cimg5906

それに子供達だって、肥満や痩せ型が増えて、普通の体型の子供が急減している。

今日、中京女子大学の甲田先生から、バランスの良い食生活に心がけるよう指導された。

私達の食は「食いたいものを喰う」傾向にあって、意外に食の基本が分かっていない。

そのくせ、今まで農業を足蹴にしてきたくせに、俄かに自給率向上の大切さを語ったりしている。

人間が健康に生きるってことは、欲望のままにすれば良いってことじゃないのだ。

石油が買えなくなって、その次は食料かな?

その食料を買う金だって、ブラックホールのように資源国に吸い込まれていっている。

はてさて、どうする日本人。

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2008年6月27日 (金)

走りながら・・

小笠山のそま道は、今が一番賑やかである。Cimg5902

営巣する鳥達のさえずりが、溢れている様に感じる。

その山道が、私にとっての瞑想の森になっている。

薄暗いウバメガシの木陰の道やウラジロの広がり、Cimg5903

そして、時にササユリの群落が出現する。

その道を走りながら、これからのことを考えている。

そう!、明日は何をして・・なんてことから、明後日は皆さんに何を話そうかなどと・・。Cimg5904

作家の村上晴樹さんの書いていることは、そのまま私の言いたい事でもある。

走ることは、確かに人を前向きにさせるし、哲学者にさえしてしまう。

俗世間から少しばかり離れて、いろいろと思ってみたりする。Cimg5905

私は、こうやって既に20年になる。

そして、走ることを知って良かったと、つくづく思っている。

梅雨はまだまだ続くが、里では二番茶の収穫が続いていた。

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2008年6月26日 (木)

光陰

光陰軽んずべからずだ。Cimg5899

紫陽花の花も艶を失い、既にカラーやインパチェンスの花に移っている。

もう直、夏なのだ!。

私の日曜日も、既に三ヶ月になろうとしている。Cimg5898

長いようで、過ぎてしまえばあっという間の三ヶ月だった。

この間、ウロウロとこれまで出来なかったことを探して歩いた。

或いは、人間ってやつの生き方をまさぐるつもりで旅行にも行った。

何を得られたのかは、未だ定かではない。Cimg5897

だが、そろそろプ~ラプラを止めなくちゃならない。

二十年ほど前司馬遼太郎が「やがて、日本人の2/3が働くなる」と言った。

現実にそうなりそうである。

そしてこの国は、超高齢化社会のとば口に立っている。Cimg4856

だから私も、いま少し社会のために働かなければならないだろう。

来月から、新たな職場に向かうことにした。

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2008年6月25日 (水)

公開講座って

少子化の中で、大学も大変な競争時代を迎えている。

私達(団塊世代)の、どうすれば大学に入れるのかという時代を知る身にとっては考えられないことだ。Cimg5769

だが、発展途上国でなくても、これは当然考えられることなのだ。

で今、どこの大学でも自己PRに躍起になっている。

公開講座も、その一環なんだろうと思う。

しかし、その有り様はかなり難しい。Cimg5770

当然のことながら、何のためにやっているかと言う理念が必要だ。

その大学の存在意義と言うか、世の中の向かっての大学のメッセージがほしい。

私も、先日からある大学の公開講座に通っている。Cimg5768

情報不足を補うことと、社会との接点を求めてのことなのだが、

残念ながら聴講生くは、「暇つぶし?」に参加している人が多い。

勿論、それでも聴講しようとする意欲は素晴らしいことなのだが・・・・。

それで、講座の中味にもその原因があるのかもしれないと思った。

とかく知識の切り売りになって、大学の主張が希薄なのだ。

ヨーロッパで創始された大学は、学問の探求で社会の発展に貢献するのが目的であった。

だが日本の多くの大学は、高校の延長としての教育の場になってしまっている。

「もっと、理念を!」などとは、講座の恩恵にあずかりながらチョツト身勝手な注文かな? 

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2008年6月24日 (火)

愛しの葡萄

梅雨の晴間の爽やかな風が、窓から吹き込んでくる。

その風に吹かれながら、この三ヶ月間のことを考えている。Cimg5894

これまで出来なかったことを色々とやったけれど、

一番精力を注入したのは、私が育てている9品種の葡萄の世話だ。

葡萄は、栽培の機械化が最も難しい作物だ。

だがその分、手を掛ければ掛けただけのことが有る。Cimg5896

実に豊穣な稔りを見せてくれるのだ。

だがその稔りを本物にするか否かは、これからが勝負だ。

葡萄達は肥大期を終えて着色し始め、成熟へと最終段階を迎えている。

ここ何年か、この段階で失敗を繰り返して来た。Cimg5895

着色が始まると、雀の大軍が房を突き始める。

ハクビシンの家族も、毎夜のようにやって来て熟れた房から平らげていく。

それに、これからの水管理が極めて難しい。

普通に潅水していると、次々と葡萄の粒がはぜてしまう。

突かれても爆ぜても、そこから腐敗が始まるし、葡萄虫が発生する。

要するに鳥を撃退し、水を極少にして安寧を保つのが肝心なのだ。

とは言え、一体全体どうすれば良いのか。

今年は、たっぷり?有る時間をそこにつぎ込んだ。

葡萄の房の全てに帽子をかぶせて、雀から見えないようにしたのだ。

それから、細心の注意を払いつつ潅水を減らしつつある。

さて、この手間隙掛けた作戦の成否は如何。

答は、一ヶ月もせずに出るだろう。今年こそ、私の勝利だ。

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2008年6月23日 (月)

プゥラプラ

そうだよな~と思った。Cimg5873

仕事を離れて、もう三ヶ月近くになる。

理髪店で、偶然同級生に会ったのだ。

鏡の中の彼は言う、「そう~、プラプラしてるの!」Cimg5843

私本人は、一生懸命プラプラしてるつもりなんだけど、客観的には「そうだよな~」と。

この三ヶ月、旅行だけじゃない。農作物、殊に葡萄は一生懸命面倒を見てきた。

でも「あなた社会的に、今、何してるの?」って言われると・・・困るよな~。Cimg5836

NPOの講座なんかに行こうとしているけれど、とりあえず今はフリーなのだ。

つまり毎日が、日曜日くんなのだ。

この三ヶ月、原油やトウモロコシの価格が上がり続け、依然として出口が見つかっていない。Cimg5834

旧来の資本主義が、環境問題と相俟って新しい時代を模索し始めている。

そんな激動の時代の流れを、極めてクールに眺めている。

そして私自身は、このプーラプラは大変貴重な時間なのだと思っている。

つまり、世の中を見る目も少しずつ変わって来ている。Cimg5826

それは、大変な進歩ではないかと思っている。

しかし、無限にプーラプラと言う訳にはいかないだろう。Cimg5824

はて、新たな行動を始めなくてはならない時期だろうか。

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2008年6月14日 (土)

ササユリの季節

久しぶりに、小笠山を走った。Cimg5778

その走路の道々に、ササユリの花が咲き出している。

この花こそ、心癒される最高の花ではないかと思っている。Cimg5779

淑やかで心優しく、気丈な気品を漂わせている。

人間とも、つかず離れずの関係を保って生きている。

つまり、人の手がある程度入ったところで彼女らは生きている。Cimg5780

正に道辺の笹の中から、笹と同じような姿でおい育ち、こんなにも健気な花を咲かせる。

種がこぼれてから花を咲かせるまでに、五年は要しているだろうか。Cimg5781

苦節の後に、美しい香りをこの時期だけ漂わせるのだ。

我が胸に秘めたる人に、この花を捧げたいと思う。 Cimg5783

そのササユリの隣に、紫陽花なぞが咲いていれば、梅雨空の憂さは消し飛んでしまう。

そんなことを思いながら、小雨の岨道を二時間余り汗をかいた。

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2008年6月12日 (木)

静と動

臨済宗方広寺派大本山、方広寺は随分歴史も古く名刹と言ってよい。Cimg5765

その方広寺で、早朝の一時間ばかり座禅を組むことになった。

私達が本堂に向かうと、既に管長さんがどっしりと座禅されている。

しばし間があって、禅の呼吸についてお話を伺う。

座禅は静かな禅だが、呼吸は丹田で深く繰り返す。Cimg5767

禅には、当然のことながら動禅がある。

千日の荒行などは、その動禅だろうか。

私の場合、どうも静禅は合わないようだ。

やはり、野山を駆け巡っていたほうが性に適っている。Cimg5755

じっと座っていても、思いは一つ所を巡るだけだ。

だが人は、一歩前に踏み出せば、確実にその見えるものが変わってくる。

恐れずに、一歩踏み出すのが人生の極意だと思っている。

ところでメダカの学校の翌日は、座禅と浜名湖えんため会長「稲葉大輔」さんの講演である。Cimg5759

稲葉さんは、若干30歳である。

その稲葉さん達のこの数年の活躍で、館山寺が随分と変わってきた。

遠州とらふぐに始まって、一般の花庭めぐりや産業観光、「天まで上がれ」などの映画づくり、

そして何かを作るのではなくて、観光と言うものの概念をすら変え始めている。Cimg5756

人と人の交流と言う、本源的なところにまで踏み込もうとしている。

人は、一歩前に出てみることだ。

稲葉さんの話は、実に分かりやすく説得力に富んでいる。

熟慮の静と果敢な行動こそが、一人ひとりの人生を変えるのだ。

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2008年6月11日 (水)

結びあう思想

私が「めだかの学校」に入れていただいたのは、10年ほど前であろうか。Cimg5747

そのメダカコミュニティーが、15周年を向かえた。

千葉や福岡県などの遠隔に住む方も含めて、多士済々がこの学校に出入りしている。

この間、十名余の物故者も出ている。Cimg5750

人はこのように生き、そしてこのように死ぬのだと言うお手本のような方々ばかりである。

その十五周年の学校で、哲学者「内山節」さんのお話を伺った。

彼は、自分で自分を十分把握していて、自分のことをチャント説明しきれる人間などいないという。Cimg5752

「自分って、何なのか?」それが分かっているやつなぞいないと言うのだ。 

人は、一人では生きられない。

そして、人や自然との色々な関係が、私と言うものを作り出している。Cimg5754

私達は、「自己を確立せよ」などと言われて育ってきた。

だが私など、この歳になるまで確立された自己など、何処を探しても見当たらない。

有るのは、我侭と偏屈ぐらいのものだろうか。Cimg5758_2

だから、内山さんの話を伺って少し安心した。

自分ってやつが奥底に有るんじゃなくて、社会や自然と関係を結ぶことで自分が出来ていく。

つまり、どの様に人や歴史とつながっているか否かが、良くも悪くも自分なのだ。Cimg5761

人間は、人に助けられ、常に自分を肯定しながら生きている。

自分を否定しながら生きることは出来ない。

自分を肯定できない奴が、「誰でもよかった」などと人を殺すのだ。Cimg5763

メダカの学校は、人と人のつながりを発見する場なのだと思う。

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2008年5月17日 (土)

多士済々のコミュニティー

昨日の「お茶と水の研究会」のことだ。Cimg5484_2

私は、この会に加えて頂いて、既に15年にもなるだろうか。

企業の経営者や研究者、或いは主婦、日本茶インストラクターや行政関係者など、

年齢も経歴も、それぞれ個性的な皆さんばかりである。Cimg5497

共通する点は、何でも面白がってやってみるということであろうか。

それで昨夜は、アクアビーテ(命の水)と言う名のイタリア料理店で、

お茶料理を食べる会があった。Cimg5498

お茶をハーブと同様に考えると、日本料理はともかく、洋食の方がフィットするという。

それを、実際に食べて試してみようと言うことである。

そのついでに、細君ともども私の退職祝いもして頂いた。Cimg5486

多士済々な方々に囲まれて、誠に幸せな一時で、お茶料理の味に遜色あるはずが無かろう。

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2008年5月16日 (金)

お茶と水

世界中、それぞれの国で独特の料理が発達している。Cimg5482

どうも、その一つの理由に、そこで飲まれている水の性質が大きく関わっていそうだ。

茶教を遺した中国の茶聖陸羽だって、お茶にあう水は何処のどんな水と書き残している。

当然、、それには科学としての訳がある。

それを皆で楽しく研究しようと言うのが「お茶と水研究会」だ。Cimg5481

今日は、「沸し過ぎたお湯で淹れた茶は美味しくない」をテーマに会が持たれた。

水の性質の重要な指標に「硬度」がある。

水1リットルに含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量を数値化したものだ。

そして、硬度100以下を軟水、301以上を硬水、その中間を中軟水と分類されている。Cimg5483

ミネラルウオーターで言うと、フランスのエビアンは304mg/Lで硬水。

日本の水は、ほとんどが軟水に分類される。

CaやMgは、普通、炭酸カンシュウムや硫酸カンシュウムの形で溶け込んでいる。

ところが煮沸によって、炭酸分だけ気化してしまう。

残りは不溶性のCaやMgになって残る。

だから何度も煮沸すると、ほとんどの物質が不溶性になってしまう。

同じエビアンでも、煮沸の具合によって濁り方が大いに違うのだ。

どうもこれが、冒頭の答えらしいのだが・・・・今後もっと研究しようと言うことになった。

水にも個性がある。

たかが水、されど水なのだ。

その水を大真面目で研究しようと言う人間も、一つの個性なのだと思う。

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2008年5月15日 (木)

メロン2個250万円に・・・

夕張メロンの初競りで、2個250万円で落札された。

札幌市中央卸売市場でのことだ。Cimg5471

昨年は200万円だったとかで、はてさて札幌は何と景気の良いことか!!

少しやりすぎだと思うのだが、如何だろうか。

ところで夕張よりも、もっとコストをかけて厳密な品質管理をしてきたのは、静岡のマスクメロンだ。

大正末期から生産が始まって、戦後急成長、バブル崩壊前の平成2 年には280億円の販売を記録した。

ところが、デフレの時代に入って価格が低迷、Cimg5472

おまけに昨今の燃油価格の高騰である。

遠州の高級メロンは、日本のメロン栽培の草分けである。

そして、メロンの園芸栽培は英国に始まっている。

その、サミットに訪れた英国首相のサッチャーでさえ、このメロンの美味に驚いたと言う。

高コスト農業の筆頭が、静岡の温室メロンと言える。Cimg5474

何を隠そう、私の葡萄ハウスももとはメロンハウスなのだ。

と言う訳で、今日では販売額は100億円前後まで減ってしまった。

・・・・一年に一度で良いから、静岡のメロンこそ250万円で取引できたら良いね。

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2008年5月13日 (火)

ヤマボウシの心境

我が家の庭先に、ヤマボウシの木が3本植わっている。

毎年、白と赤の花を咲かせる。Cimg5463

と言っても、同種のハナミズキと違って、至って質素な花である。

この樹は、葉姿が実に清々しい。

それに、地味な虚無僧の様な花を着ける。

大仏様のような頭と白い衣が、「山法師」と呼ばせたのだろう。Cimg5459

ところで私の心境が、この山法師そっくりだと気付いた。

山を一人行く虚無僧のようなものだと。

退職してから、情報量が数分の一になった。

それに、コミュニティーが極限られた範囲に限定されてきた。Cimg5457

要するに、山伏よろしく一人山を彷徨しているような気分なのだ。

「それでも良し」とは思うのだが、心に空いたエンプティー感は否定できない。

はてさて、この先も虚無僧を続けるのかどうか?

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2008年5月12日 (月)

蜜柑の花咲く頃

薫風さわやかな季節なのだが、昨日今日と台風の影響で三月並の気温になっている。

正直、寒さを感じるほどだ。

今も、木枯らしのような風がヒューと音を立てている。

でも山には、シトラスの花が満開で、甘くさわやかな香りが漂っている。

正に薫風である。Cimg5453

その風を胸一杯吸って、山の鋭気を我が身に取り入れている。

今日は、野リスを二匹を見かけた。

虫や鳥、そして獣にとっても、春は大切な季節なのだ。

ところで蜜柑は、お茶と並んで静岡県のシンボリックな産物だ。

生産額だって、全国一を競っている。

かつて、蜜柑御殿なるものが林立した時期があった。

戦後の一時期、甘いものも無くて、蜜柑は大変貴重な果物だった。

戦後の歌だって、♪蜜柑の花が~さぁいている~♪ だったよね。

それに、学生時代、手の平が黄色くなるまで食べたっけ。

でも今は、蜜柑の消費量もぐ~ンと減ってしまって、産地も大変なのだ。

ともあれ、蜜柑の花の香りは、遠慮勝ちで、それでいて凛とした品がある。

私は、この香りが大好きだ。

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2008年5月 9日 (金)

身辺整理

退職後、つもり積もった様々な物を整理してきた。Cimg5454

自分の部屋の掃除やら、着なくなる衣服の廃棄やらである。

その中でも本の整理は、結構難儀であった。

本という物は、中々捨てられない。

それで積読本が溜まっていたのだが、思い切って処分することにした。Cimg5211

・・・オフとかで買い取ってくれると言うので、70冊ばかり持ち込んでみた。

「しばらく店内でお待ちください」と言われて、30分あまりが経過。

ようやくコールがあって、「360円です」とおっしゃる。

おまけに、40冊近くはお持ち帰りくださいときた。Cimg5274

計算すると、一冊が何と12円である。

なんと、高くなったガソリンの2リットル程にしかならない。

「マッ良いか! どっち道捨てるつもりだったんだから」と、

新たに2冊をそこで購入。差し引きゼロ円である。

本だって、ゴミに出すより少しは役立つかもしれないしね。

ともあれ、私の本棚も少しだけ身軽になった。

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2008年5月 7日 (水)

人生には・・

人の一生には、色々なことがある。

受験や就職・結婚はもとより、その軌跡は結構波乱万丈なものだ。Cimg4796

これまでのチャレンジや幸運、人とのめぐり合いなどを考えている。

もしあの時など、空想することなど、まったく無意味な現実がある。

その現実が今の私なのであり、そこから将来を考える他無い。

はてさて、この40日の私である。

随分と生活も考えることも変わった。

午前中は、標高264mの小笠山を走る。

丘陵と言える程の高さしかないのだが、どうして起伏の連続である。

この起伏を4時間余、それが俺だと納得させながら走る。

多分多くの皆さんからすれば、無益な馬鹿馬鹿しいことをと思うに違いない。

だけどね、人生なんてね、そんなもんなんだと思う。Cimg5452

そうして午後は、葡萄の棚付けやらで晩まで没頭する。

そんなこんなで、あっという間に40日が過ぎようとしている。

そろそろ、次のことを考えなくてはいけない。

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2008年5月 2日 (金)

花模様

今年は、花の咲く時期が一週間ほど早いようだ。Cimg5435

4月中下旬の東北では、桜が満開だった。

弘前城公園などでは、連休がピークになるのが普通だ。

だが今年は、今頃はもう葉桜になっているはずだ。Cimg5392

今、磐田市の熊野の長藤が満開だ。

この藤は、800年前、美人の誉れ高い熊野御前が植えたのが始まりだと言う。

熊野は藤原宗盛に寵愛され、母の見舞いに帰郷して源平戦争から免れた。Cimg5436

ところで、平重衡に寵愛された千寿も、この磐田市の見附で過ごした。

重衡が鎌倉に送られて処刑された後、尼になって善光寺に暮らした。

東鏡によると、両人とも当時の三大美人の二人だと言う。Cimg5391

両人とも、美人薄命であった。

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2008年4月30日 (水)

静岡ノスタルジア

無職無給になって、一ヶ月が経過した。

もちろん、年金なんてのも無い。Cimg5440

昔の仲間の会があって、久しぶりに静岡の街に出かけた。

ほんの一ヶ月なのだが、もう街のケヤキは生い茂っている。

心なしか、街が明るくなったような雰囲気さえ醸している。

待ち時間を喫茶店で過ごした。

窓からの、街行く人々の結構お洒落な姿を眺めていた。Cimg5441

何人かの知り合いも、私の視線に気付かずに通り過ぎていく。

たかが一ヶ月の時間距離が、遠い昔のようなそんな気さえしてくる。

この間、私もあちこちと走り回って、かつて無い経験をしている。Cimg5104

かつて毎日通っていた街なのに、随分と違って見えるのはそのためだけなのだろうか。

時間と空間をワープしたような、そんな一時をひとり楽しんでいた。

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2008年4月17日 (木)

メランコリックな春

爛漫の春である。Cimg5299

しかるに新米の自由人としては、少々メランコリックでもある。

38年間も言いたいことも我慢して、ひたすら仕事に打ち込んできたつもりだ。

この公務員を定年になって、とりあえず些かエンプテーな毎日が続いている。Cimg5311

第一、長年使ってきた名刺入れが格段に薄くなった。

スーパーマーケットに行く途中に、ヤマハ発動機の本社工場がある。

その工場の傍らを歩く社員の胸を張った歩きぶりに、無意識に嫉妬している自分に気付いたりもする。

それに、某政党代表の言い草が気に食わない。Cimg5314

公務員を退職した身には、64歳まで年金も出ないし、失業保険だって無い。

誰だって30年以上もの経験を生かして、セカンドステージを生きようとする。

自分の培った経験や能力を活かしたいと考えるのは当然だろう。Cimg5315

しかるに、「天下りだから、それは駄目だ」と言う。

本当にこの国にとって、それは駄目なことなのだろうか? 

この国は、時に極端から極端へと振れてきた。

一部の特異な悪弊を上げて、全てを鋳型にはめてしまって良いのだろうか。

日銀総裁が、世界を飛び回ってきた経済財政の専門家でも、財務省出身だから何故駄目なのだろうか。

あの政党代表の、底の浅さが知れるだろう。

ともあれ、政治が駄目でも、株が下がっても、春は爛漫である。

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2008年4月16日 (水)

邂逅

自由な身になって、16日が経過した。Cimg5327

まだまだ、新米の毎日日曜日である。

そんな今日、色々と職場でお世話になった皆さんが送別会を開いてくださった。

既に過去の人を、改めて送別したいと言うのであり、それだけで有り難いのだが、Cimg5329

おひとりお一人から、不肖私との関わりについて思いでを語って下さった。

皆さんのそんな言葉を聴きながら、「そうだったな~」とか「そんなことを考えていたのか!」

はたまた「もうちよっと配慮すべきだったな~」などと、この40年近くが眼前に蘇ってきた。

まさに、走馬灯のようにである。Cimg5332

人生は、過ぎてしまえば一瞬にしか過ぎない。

だがその一瞬には、悲喜こもごも実に多くのドラマが隠されている。

今日は、私の歩いてきた道筋の出会いの不可思議さを思い起こさせてくれた。

そうなのだ。

人生は、出会いにつきるのだと悟った。

「皆さん、ありがとう」その一言に尽きるのだ。

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2008年4月 9日 (水)

さくら花

桜前線が、どんどん北上している。Cimg5276

桜の花は、誠に不思議な花だと思う。

南半球には、ジャカランダという青い花をつける樹がある。

秋に咲いて日本の桜に儀せられるのだけれど、ぜんぜん違う。Cimg5281

天空いっぱいに花を咲かせる樹など、桜を除いてありはしない。

花は散り、やがて青葉の初夏がやってくる。

思えば、毎年この花を見たくて生きてきたような・・・そんな気分になる。Cimg5275

恐らく、江戸の昔の人々も、そんな思いで生活していたのではなかろうか。

先日の駿府公園の桜も見事だった。

でも、年を追って様相が少しづつ変わってくる。Cimg5286

ハッと気がつくと、隣には中国人やブラジル人だったりする。

桜の下で語り合う。

そんな日本の文化を、もっと世界中に広げたいね。Cimg5287

そうしたら、世界はもっと平和になる。

福田総理と小沢代表にも、二人で花見をさせたらどうだろうか。

国民を犠牲にした馬鹿馬鹿しいことは、もう止めようということになるかも知れない。

「天下り」って何なの? 

能力もキャリアもある人が、力を発揮することが、この国の損失になるの? 

ネェ~、小沢さん。あなた本気でそんなこと考えているの・・・

なんてね、桜の下で話してご覧。

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2008年4月 5日 (土)

食茶の会

お茶は、人類が出会った不思議な植物である。Cimg5236

紀元前に中国の神農に始まって、日本には鎌倉期に永忠や栄西が伝えてからだろうか。

お茶と言う植物に出会うことで、人類の寿命は何ほど延伸したことかと思う。

が、お茶を抽出して飲む限りにおいては、その有効成分の35%ほどしか摂取できていない。

水に溶けないビタミンEなどは、捨てられてしまっている。Cimg5232

それで東南アジアなどでは、ラペソーと言って丸ごと食べている。

ならば、日本でも丸ごと食べる文化を創ろう・・・そんな運動を始めたのが食茶の会である。

NO法人「食茶の会」の理事長をされているのが、石川味知子さんだ。

私は、その石川さんを平成の大浦慶だと思っている。Cimg5212

大浦慶は、幕末の長崎にあって、日本茶の輸出を始めた女傑である。

彼女はその利によって、坂本竜馬に軍艦をプレゼントしたと伝えられている人だ。

石川さんは、「お茶を食べる」などと言うことに、・・・昔流に言えば貧乏くさいことに、

真面目に取り組んでいる人だ。Cimg5214

しかも、彼女は食の研究家であって、世界の食材に通じている。

その石川さんにお誘いを受けて、常滑と西尾を訪ねることができた。

色々な出合や発見があって、この二日間大いに楽しむことが出来た。

それでこのことは、4~5日かけて書こうと思っている。

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2008年4月 4日 (金)

惰性

人間は、過去に依拠して生きる動物である。

これまでの経験を基にして、その範疇に生きるのが一般的ということだ。

老舗を破産させるのも、そんな人間の性なのだろう。Cimg5165

3月末、「後輩に言い残すこと」をお話しする機会が与えられた。

本当は、3時間位話しても足りないのだが、貴重な時間である。

一時間少々に縮めて、そんな思いをお話させていただいた。

要点は「惰性に陥るな」と言うことである。Cimg5167

これまでやってきたこと。前年踏襲を疑ってみようということだ。

法律だってそうだ。

時代が推移すれば、当然改正されてしかるべきだろう。

だが、一度作られた制度は、容易に変える事が出来ない。Cimg5172

いつの間にかその制度が、時代変革の障害になっていたりする。

例えば、卸売市場なども、ひょっとすると不要なのかもしれない。

卸売市場が無ければ、農協は量販店と契約取引に動くだろう。

もちろん取引価格には、必要なコストを織り込んでいるはずだ。

TVや車という商品に、市場が無いのと同じことだ。

生産コストに見合わない取引なら、契約しないだけのことなのだ。

それに今では、ファーマーズマーケットだってあって、

生産者は、自分の産物に値段を決めて売る事だってできる。

ところが卸売市場では、価格は他人任せでしかない。

「過去の常識を疑ってみよう」そう呼びかけたのだが、

それは、とりもなおさず現在の私の心境でもある。

これまでの惰性で、セカンドキャリアは築けるのかどうか・・・。

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2008年4月 3日 (木)

日本をやさしく

法律では、従業員300人以上の企業は1.8%以上の障害者雇用が義務となっている。

でも未だに、この1.8%は達成されていない。

生産性を追求するあまり、足手まといの障害者を雇用しないのだ。

障害を持つ人は先天・後天を含めて、一定割合は必ずいる。Cimg5135

この障害者の生活をどうするのか。

税金で面倒を見るのか、はたまた社会全体で包み込むのか。

問われているのは、そのことだ。

法律は、この就業者要件(300人以上)を次第に引き下げようとしている。

つまり、障害者雇用が当たり前な社会を目指しているのだ。Cimg5134

企業は、特定子会社を設立して、そこに障害者を雇用するケースが多い。

その子会社の仕事をどう確保するか。

農業も含めて、軽作業がこの受け皿になろうとしている。

そして「ジョブ・コーチ」なる仕事が必要になっている。

障害者の面倒を見ながら、仕事もそれなりに仕上げるケアーマネージャーだ。

ジョブ・コーチ、これもシニア世代の仕事だろう。

障害者も、同じ人生を生きている。

彼らが生きがいを持って社会生活できるようにサポートできれば、それはそれでシニア人生も納得できるよね。

静岡県障害者雇用促進協会の総会でそんなことを考えていた。

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2008年4月 1日 (火)

花冷え

肩書きが外れて、当面、今日から毎日が日曜日になった。Cimg5198

それで初日が肝心とばかりに、8時には家を走り出た。

小笠山山頂まで20km位だろうか。

標高264mのそこまで往復しようと考えたのだ。Cimg5197

仕事に出かける車を尻目に、少々後ろめたい気持ちがよぎる。

でも、私には日曜日なのだと納得させつつ走る。

山に差し掛かると、鶯が鳴いて、少々寒いが長閑な里山である。Cimg5195

山中には、あちこちにミヤマツツジが鮮やかである。

やはりミヤマは、山中にあってこその艶やかさなのだ。

山桜は、既に葉桜に変わろうとしている。Cimg5194

今日は、強い北風の吹く肌寒い一日だった。

帰りは、その北風に向かって、やはり20kmを走る。

しめて、五時間のランニングである。

走りながら、これまでとこれからを思い続けていた。

それでも今日は、その多くがこれまでのことなのだ!

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2008年3月31日 (月)

離任

はてさて、こういうものなのだ。Cimg5193

自分が、40年近くやって来て分かっているつもりなのだが、

いざ自分の事になると、初めてのことだからね。

感傷に浸る間もなく、追い出されると言うか!Cimg5187

しかしね。世の中ってそういう風に回っているんですよね。

後輩の一人ひとりの顔を思い浮かべながら、彼がこれをやるだろうと思いながら、

私はひとり去っていく。Cimg5188

と思いきや、飲もうと引止めがあって、今夜も酔っています。

いろんな人に迷惑をかけながら、それでも私なりに結構ね・・・・・・!

言い表せないような事もあって、人間って面白いね。Cimg5192

特に人間の欠点が、私は面白いと思う。

欠点を良く見てご覧、それは裏腹なんだよね。

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2008年3月30日 (日)

孫と共に?

孫が三人いる。Cimg5185

こいつらの世話をして過ごすのも一方である。

幸い懐いていて、道化でもしようものなら追い掛け回される。

それはそれで楽しいのだが、ジイジなどと言われて、納得している訳にも行かない。Cimg5118

昔の還暦ならば、力仕事の農作業は出来ないし、子供のもりぐらいしか出来なかったのだろう。

だが今は、人生100歳まで生きようかと言う時勢である。

80歳までとしても、一日11時間の自由時間が20年間、Cimg5114

何と8万時間もある。

現役で勤めた38年の勤務時間と同じである。

この8万時間を如何に使うかが、問われているのだ。Cimg5113

とてもじゃないが、孫の面倒を見ている場合ではない。

私の精神年齢は,、未だ40歳そこそこなのだ。

体力年齢だって、100kmマラソンを12時間で走っているのだ。Cimg5112

いやさ、知恵だってまだまだ湧いて出てくるのだ。

世のため人のため、私の居場所をチャンと見つけなくっちゃならない。

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2008年3月28日 (金)

桜花繚乱

駿府公園の桜が、四月を待たずに満開である。Cimg5184

場所によっては、お堀に花弁を散らせている。

多分、定年を意識している為だろうか、

いささか早咲きの今年の桜が、ことさら愛おしく思える。Cimg5183

何故桜が早いのか、それを地球温暖化に結びつけるのはどうかと思うが、

この地球は、人間の作為によって確実に温暖化しているようだ。

これは、地球の何万年の周期ではなく、人間が作り出しているのだ。Cimg5182

それで炭酸ガスの排出規制をしようとするのだけれど、

中国など、発展途上国にすれば、「何言ってるんだ。散々100年もやりたい放題だったのは誰だ。」

と言うのも最もなのである。Cimg5181

とは言え、桜が早いくらいなら良いのだが、このままでは地球を破壊してしまう。

先進国は、率先して省エネをやるしかない。

だが、これが遅々として進まない。

ところがドイツは、着実に低カーボン社会に向かっていると言う。

まず、菜の花を栽培してこれからBDFを生産している。

それに、全国に自転車レーンを整備して、車を減らそうとしている。

住居の窓も二重窓を半ば義務付けている。

勿論、太陽光発電や風力発電でも世界一だ。

ドイツにはあんまりエネルギー資源が無い。

これまでは、ロシアの天然ガスに多くを依存してきた。

しかしそれでは、プーチンの言うことを聞かざるを得なくなる。

何とかこれを脱却したいと言うことが底辺にある。

しかし、ドイツの省エネも、民族性を反映して徹底している。

然るに、この日本の政治はどうなっているんでしょうねぇ。

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2008年3月27日 (木)

送別

いつもこの時期は、退職者を送り出してきた。Cimg5136

ところが今年は、私が送別される側になっている。

何だか、信じられないような不可思議な気分である。

それでも、送別会に出て花束を頂く度に、自分を納得させなくちゃならなくなっている。 Cimg5148

それで、昨日の送別会には、還暦のチャンチャンコを着用して出席した。

昔の人は偉いもので、還暦を衣装であらわして、現役引退を促したのだ。

赤い着物を着せられて、俺もそんな歳かと納得させられて、・・と言うことだろう。Cimg5153

ところが今日、事情は随分違っている。

第一、私が38年間勤務してきた時間を概算すると、おおよそ8万時間である。

そうして、これから80歳まで活動するとして、一日の自由時間は11時間くらい。Cimg5159

合計すると、これも8万時間ほどになるのだ。

これからの方が、長大な拘束されない自由な時間があるということだ。

何だか嬉しくなるような話だが、はてさて問題はその中身である。

つまり「自分の居場所」こそが問題なのだ。Cimg5160

どこに自分の策源拠点をおくべきなのかなのである。

これをこれから模索することになるのだが、とりあえずは我が人生の充電である。

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2008年3月25日 (火)

中央農研

(独)農業・食品産業技術総合研究機構の24の研究所の一つだ。Cimg5123

どういう訳か、この研究センターのアドバイザリー委員を引き受けている。

とは言え、昨日の筑波での委員会も、

最新の研究を紹介され、飼料稲で育った牛肉を頂いたりして、Cimg5125

知的にも胃袋も満たされる委員会なのである。

もちろん緊張した雰囲気の中で発表がされるし、

東北の研究所からは、テレビで発表が中継された。Cimg5126

・・・・・今日は、ココログのメンテナンスで投稿できなくなります。

それで、早朝の書き込みになりました。詳しくは明日にします。

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2008年3月24日 (月)

集合フェロモン

人間は、群れて生きている。Cimg5115

一匹狼なぞ、有り得ない存在なのだ。

オギャーと生まれた時から、そうやって生きてきた。

還暦を迎えたからって、そうした根本が変えられるはずもない。

だから私達は、どこかに「居場所」を探すことになる。Cimg5133

昆虫の世界には、集合フェロモンと呼ばれる誘引物質がある。

大豆の害虫のホソヘリカメムシの雄は、そんな誘引物質を出している。

その物質に、オスも雌も集まってくるのだ。

普通は、メスが性的なフェロモンを出して、オスを呼び寄せるのだが、

カメムシの場合、別にセックスをする訳でもない。Cimg5119

良く分からないが寄り集まって、くつろいでいるのである。

それに、どのオスもそのフェロモンを出すのかと言うと、実はそうでもないらしいのだ。

要するに、フェロモン成分の保持量や成分比が違うらしい。

思えば、人間だってそうだよね。

魅力(味のある)やつの所には、黙っていても人が集まってくる。

はてさて、自分の屁ほどもフェロモンの無い私は、強烈なオスでも探すのかなぁ~。

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2008年3月23日 (日)

技を磨け!

この日本の国は、しばらく前まで物づくり大国として世界に君臨していた。

欧米では、マニュアル通りの仕事しか出来ない。Cimg5103

それに引き換え日本では、グリグリッとやって、繋げてしまったりする。

要するに、職人技なのだ。

そうした技を引き継ぐ団塊の世代の引退で、この国も欧米化を始めている。Cimg5101

否、欧米の方が技術力で優れるようにすらなっている。

昨年秋、技能五輪が沼津で開催されて、世界の水準と言うものも思い知らされた。

一昨日、全国技能五輪大会入賞者の顕彰会が開かれた。Cimg5100

冷凍技術や電工、造園、情報技術、洋裁など各分野で優秀な成績を収めた皆さんを顕彰するのだ。

勿論みんな若い皆さんで、それぞれ素晴らしい顔をしていた。

この国も、まだまだ捨てたものでもあるまい。そう思った。Cimg5099

バブル期を通じて、技能を軽視する時代が続いてきた。

職人を大切にしてこなかったのだ。

改めて、機能を手にすることの大切さを、多くの人たちが知るべきだろう。

それに、技能者に定年なんて無いしね。

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2008年3月22日 (土)

シルバー?

高齢化社会は、高齢者が支える。Cimg5110

どうも、そんな気概が必要なようだ。

「老いては子に従え」などと言うが、それは昔の話だ。

何故なら、寿命が圧倒的に延びて、もうじき四人に一人は65歳以上になる。

さらに2030年には、三人に一人(32%)にもなるようだ。Cimg5109

要するに、若い連中におんぶするなんて事は出来そうに無いのだ。

シルバー人材センターと言う組織がある。

静岡県の場合、登録者は2万2千人余、

受注した仕事は、120億円近くになっている。Cimg5108

仕事の内容は、清掃作業的なことが多くを占めている。

だが、これからは「子育て支援」とか「老人介護」なんてのが、主流になりそうである。

老人は、高齢者が面倒を見る。

そうしないと、この日本の社会はいささか危ういかもしれない。

介護保険料の増高や人材不足が目に見えているからだ。

社会のシステムとしても「児童の一時預かり所」とかが必要だし、

介護も「業」としてしまうだけが解決ではあるまい。

シルバー人材センター連合会の総会に出席し、そんなことを思っていた。

これからは 「シルバーに人あり 技あり 心あり」 なのだろうと。

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2008年3月21日 (金)

猫の居場所

猫には、ちゃんとした自分の居場所がある。Cimg5111

そこを犯すと、鼻を膨らめ毛を逆立てて怒る。

だが、人間の定年退職した男に、果たして自分の居場所があるだろうか。

給料を運ばなくなったとたんに、女房にも冷たくされて・・・・。Cimg5107

人間は、もとより一人では生きられない。

とすれば、社会の一員として、どこかに居場所を持っていなくちゃいけない。

ところが、糸の切れた凧のように、その居場所は杳としてはっきりしないものだ。Cimg5105

結局のところ、これまで通りやるのが一番だと思っている。

私の場合、40歳を過ぎたあたりから、「る・る・く・う」をやってきた。

走る。作る。書く。会う。である。

月間300km位は走り続けてきたし、

葡萄やホウレンソウ等を栽培してきた。

それに毎日のように書き続けてきたし、様々なコミュニティーに顔を出してきた。

とどのつまり、この延長線上に私の居場所を作ろうと思っている。

そして、4月以降は、この居場所についてしばらく書こうと思っている。

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2008年3月20日 (木)

農の風景

「農の風景」という同人誌の発行を始めて15年になる。Cimg5089

隔月に発行してきたから、今月号で90号になった。

私は、この同人誌に欠かさず書き続けてきた。

始めの頃は、今回は何を書こうかと困ったこともあった。Cimg5090

或いは、こんな事を書いたら、後で手痛い批判にさらされるんじゃないかと、

恐る恐る書いたこともあった。

でも何時の間にか、書き続けることで自分と言うものを磨いてきたような気がする。Cimg5096

言うならば、継続の力であろうか。

今日、その90号のお祝いの会があった。

朝から、地元の食材を準備して、みんなで調理、Cimg5097

あっという間に、ご馳走の山である。

仲間達が集まって、ワイワイと時間のたつのは早い。

それにしても、この15年も光陰矢の如しだったな~と感慨深い。Cimg5098

人間、折角生きているんだから、足跡ぐらいはどこかに残さないとね。

そう、またまだ書き続けるぞ!

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2008年3月19日 (水)

春の嵐

外は、春の嵐が吹き荒れている。Cimg5087

コブシの花弁が一気に散ってしまう。

今日、私の執務室から見下ろす桜が、一枝咲き始めていた。

どうも、今年の春は足早にやってきそうだ。Cimg5066

このところ、私の身辺も結構慌しくて、

卒業間もない身にすれば、エッと言う気分である。

言うならば、私にとって春の嵐が続いているのだ。Cimg5023

この嵐が収まった頃、見事に桜が咲いているだろうか?

人生は、これからが本番だと思っているのだが、

先のことは、誰だって分からないものさ!。

でも後先考えずに、私は私の道を歩むだけだと言い聞かせている。

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2008年3月17日 (月)

屁の様な話

子供の頃、私はどちらかと言えば苛められっ子だった。Cimg3251

ランドセルを取り上げられて、それを必死で追っかける私を尻目に

ランドセルを2~3人でバスしていく。

誠に卑劣な、弱いもの苛めである。Cimg4964

この歳になっても、そんな卑劣な悪餓鬼どもの顔を忘れたことがない。

大人になっても、こいつらの心底はそんなものだと見据えているのだ。

ところで、日銀総裁を巡る国会の仕儀も、あれと同じだと感じる。

多数を嵩にきて、人事を弄んでいる。Cimg5045

彼らにとって、本当は日銀総裁など誰でも良いのだ。

苛めを楽しむのが、彼らの目的なのだろう。

国民の税金で、苛めごっこをやっている。

そんな屁の様な餓鬼の世界が現出している。

ところで、「言い出しっ屁」とは、「くさいぞ」と言い出した人のことだ。

実は大抵、その言い出したやつが、屁を放った犯人なのである。

「我がもの(党)と 思えばいとし 屁の匂い」なのかな~。

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2008年3月16日 (日)

早春の一日

明日は、お彼岸の入りである。Cimg4980

「暑さ寒さも彼岸まで」のとおり、随分温かな日和が続いている。

今年の春は、私にとって格別な春である。

とは言え今は、リーグ戦の勝者が決まってしまって、残りの消化試合をしているような気分なのだが、Cimg5082

随分と肩の荷が下りて、心身ともにリラックスし始めている。

リラックスのついでに、今日は職場のゴルフコンペに出かけた。

花粉が多くて閉口したが、同伴の皆さんのお陰で、一日をゆったりと過ごすことができた。

梅が終わって、水仙やモクレンが咲き、桜のつぼみがグッと膨らみ始めた。Cimg3938

もちろん私のブドウ達も、水揚げを始めている。

よしよし、私も地に足を踏みしめて、自身に新しい息吹を吹き込もう。

いつまでも、消化試合なんて言ってられないぞ!!。

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2008年3月15日 (土)

自治会の年度末

自治会は、最末端の自治コミュニティーだ。Cimg5072

だが、それが自治体の基礎だと言うことを、

多くの人が理解していそうに無い。

防災や福祉、連絡、ゴミ処理、防犯や交通安全。

みんな最後のところは自治会組織が請け負っている。

そのことを理解しろと言う方が無理なのかな・・・・Cimg5071

私だって、自治会の役員だから、責任上色々とやるけれど、

そうでなければ、大抵は他人事になってしまう。

それよりも、自分の生活が後生大事になるからだ。

ともあれ、年度末で毎週のように集まりがある。

先週は、役員の慰労会。

今日は、今年度の監査会で、来週は決算総会である。

お役御免が待ち遠しい今日この頃であるのだが・・・・。

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2008年3月14日 (金)

巣立ち

年度末の、慌ただしい日々が続いている。Cimg5081

そんな中、農林大学校の卒業式に立ち会うことが出来た。

卒業と言えば、実は私もセカンドキャリアに向かって、もう少しで卒業である。

そんな思いで、若い人たちの顔を眺めていた。Cimg5083

一人ひとり、これからどんな人生を切り開いていくのだろうか。

若さに関しては前途洋々なのだが、その海には嵐もあるし、

目の前に突然、イージス艦が現れるかもしれない。Cimg5084

だが、恐れることは無い。

君達が一歩前進すれば、それだけ余分に視界が開けてくるのだ。

だから決して、立ち止まっちゃいけないぞ。Cimg5086

そう、声をかけたくなった。

そんな思いを込めて「皆さん! おめでとうございます」とだけ申し上げた。

フレーフレー若者達。精一杯、自分の心を耕そう!

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2008年3月11日 (火)

日本のせんたく

「日本を今一度せんたくいたし申候」Cimg3701

坂本竜馬が、姉の乙女に出した手紙の文句である。

幕末の思想や各藩の権力闘争のさなかである。

幕末の薩摩は豹変した。

改革派であったかと思えば、佐幕派の会津と手を結んだり、Cimg5024

攘夷を唱えながら、パリ万博に出展したりである。

そんな薩摩を、長州が信用するはずが無い。

その国論分裂の中、両者を和解させ薩長秘密同盟を結ばせたのが竜馬だ。

やがてこの同盟によって、維新を実現するのだが、Cimg4961

竜馬の手紙の「せんたく」とは、このことを言っているらしい。

今、北川正恭前三重県知事を中心に、政策集団「せんたく」が旋風を起しつつある。

地方分権と国民意識の改革で、この国にもう一度維新を起そうと言うのだ。

日銀総裁人事を巡る馬鹿馬鹿しい駆け引きをみせられていると、

今、この国に必要なのは、維新なのだと思ってしまう。

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2008年3月10日 (月)

時代の風

人は、時代に育てられるものだ。Cimg4959

たから、どんな時代に生まれ生きたかは、

その人の人生にとって大変大きな影響を与える。

例えば、職業選択がそうだろう。Cimg4969

不況のどん底で学卒し、未だにそれが尾を引いている人だって多い。

その逆も勿論ある。

時代の風を背に受けて、あれよあれよと言う間に府知事になってしまう人だっている。

戦国時代や明治維新のような激動期には尚更である。Cimg4967

維新前夜の高杉晋作などは、平時であれば奇人に過ぎなかったかもしれない。

時代によって、その求めるものが違うのだ。

何も時代の寵児になる必要は無いが、

時代の求めるものを考え、望むらくは時代の必要とする人間でありたいものだ。

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2008年3月 8日 (土)

たましいの科学

そもそも、「たましい」とは何なのか?Cimg5065

それを科学すると言うのだから、食指が動いて聴きに行った。

たましいとは、ものの見方だとか、心と体を繋ぐものなのだそうだ。

そう言われても、いささかも合点がいかない。Cimg5058

体(カラダ)のカラは、「殻」なのだとか?

たましいが抜けると、殻だけになってしまうのだと。

それに「アスリートのたましい」と題した講義もあった。Cimg4798

要は、第一線で競技してきた選手が引退する時、

セカンドキャリアに向けて軟着陸させるのは、かなりの紆余曲折がいる。

そんなアスリートの心理分析である。Cimg4794

う~ん。これは、私も同じかなと思って聞いていたのだが・・・・

私も、かなりの「仕事馬鹿」をやってきたしな~ !

とにかく、今日は分からなかったの一言である。

まあ~、明日は高橋尚子が走る。

「アスリートのたましい」で、何とか夢をかなえさせたいものだ。

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2008年3月 7日 (金)

時代を創る気概

Cimg2416 この今の時代は、どういう時代なのか。

その時代に、私が何を果たしうるのか?

人と生まれた以上、少しはそんなことを考えてもしかるべきだ。

「世に生を得るは、事を成すにあり」という。Cimg4974

何事かを成してこそ、その生きる意味を体現できるのだ。

あなたは今、何をしていますか?

そのことが、この時代にとって何ほどの意味を持っているのでしょうか。

もちろん、人は時代に育てられるものですね。Cimg4916

その人間が、どんな時代に生まれ生きたかは、その人生行路に決定的ともいえる影響を与える。

歴史上の人物を上げるまでもなく、時代とは不思議なものである。

何も、時代の寵児にならなくたって良い。

でも少なくとも、時代が必要とするような生き方をしたい。

望むらくは、この時代は俺が創ったと言える生き方をしたい。

そんなことを思ったりしている。

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2008年3月 6日 (木)

我が家の河津桜

「梅は咲いたが、桜はまだか」日本人の心である。Cimg5064

梅と桜では、華やかさがまるで違う。

やはり桜でなくては、春のあの高揚感は出て来ない。

今、各地の花の名所では開花時期に気をもんでいる。

がしかし、これは桜樹のみが知っていることだ。

ところで、我が家の河津桜は、既に9分咲きである。Cimg5063

一足早い春爛漫で、何とも近所に申し訳ないような気分である。

来年は、桜の下一面に菜の花を咲かせて、もっと豪華にしようと考えている。

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2008年3月 4日 (火)

金と食い物

食べるものにも事欠いていた人達が、金を持ったらどうするだろうか?Cimg4945

美味しいものを、腹いっぱい食べる。

それが、至極普通のことだろう。

中国は今、時々刻々と経済を成長させている。Cimg4947

その速さとボリュームは、かつての日本の成長の比ではない。

長い間の計画経済下での渇望が、一気に解き放たれて燃え盛っているのだ。

中国同様、新興国の食料需要の拡大は当然のことだ。Cimg4943

それに金儲け主義が、かつてのマルキシズムに代わる思想として蔓延している。

当然、国内の経済格差も大きくなっていて、

「食い物の値段を上げるな!」の声も満ちている。Cimg4942

そんな中で、冷凍毒餃子事件は起こったのだ。

一方日本では、食料自供率39%でも荒地はどんどん増えていて、

生産調整さえやらなくっちゃいけない。

「金さえあれば、何でも買える」と思っていたからだ。

この国の能天気なそんな思いは、過去の幻影になろうとしている。

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2008年3月 3日 (月)

馬齢

自分でも信じられないのだが・・・、Cimg5048

もう60年も、駄飯を食ってきてしまった。

それで、この60年の変化と流れを、どれだけ見届け られたのかどうか?

食べるものも着る物も無かった終戦直後。

多くの人たちが、汗と共に食糧生産に勤しんでいた。Cimg5053

子供の私達も、農繁期の苗取りや稲集め当たり前だった。

重たい稲株を抱えて、寒い田圃の中を歩き回ったものだ。

学校から帰っての食い物は、たいがい薩摩芋だったな。

山羊や兎を飼っていて、その餌を集めるのが私の仕事だった。Cimg5024

やがて農村にも、巨大な津波のように経済成長が押し寄せる。

テレビや洗濯機、冷蔵庫といった家電製品が普及する。

父や母は、その商品経済についていくのに大変な思いをしていた。

新幹線の開通やら東京オリンピックと、そこからは大変な早さである。

大阪万博、都市の巨大化、ジャパンアズ・ナンバーワン、

そして、平成2年のバブル崩壊、そして今日の日本経済衰退の時代である。

これを縮めて眺めるならば、一つの大きな山を越えてきて、

その山を今、振り返って見ている様なものだろうか。

人は、時代を離れては生きられない。

その枠組みの中で、精一杯足掻くしかないのだ。

「世に性を得る葉は、事を成すにあり」と言うが、

私はこれまで、何を成し得たのだろうかと思うこの頃である。

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2008年2月26日 (火)

産業革新

産業の革新テンポは、近世になるに従って加速度的だ。

古代にあっては、農法にしても武具にしても、100年位では何ほども変わらなかった。

ところが、鍬が牛の引っ張る鋤になる頃から急テンポになる。Cimg5021

耕運機になり、そして瞬く間にトラクターになった。

自動車産業だって、僅かの間に猛烈な進化を遂げてきた。

しかし、これにはモデルがあった。

豊田織機が車を作る頃には、ある意味真似をすることが肝心だった。

ところが20世紀までで、そうしたあらかたの産業技術開発は終わってしまったようだ。

そうして、BRIICS諸国が世界の工場として、その産業を担うような時代になりつつある。

だからかつての先進国は、争って次の次代を担う産業を探している。Cimg5022

それは、ナノテクだったり、高度医療や光・映像技術だったりする。

しかしモデルの無い中で、新しい産業を生み出すなどは容易なことではない。

今日は、イメージングデバイスとかセンシング、

テラヘルツ透視、ダイナミックレンジなどの言葉を聞きながら、

そんなことを考えていた。

ともあれ、浜松地域を中心にオプトロニクス産業を育てたいのだ。

そのために産学官の連携で、「知」の具体化と「技」の創出に取り組んでいる。

そして、この3/14(金)には、浜松グランドホテルで、オプトロニクスシンポジュームが開かれる。

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2008年2月24日 (日)

歴史と人

どんなに英邁な思想を育て、行動力を備えていたとしても、Cimg4063

歴史がその思想なり行動を許容しなければ、

その人は、ただの奇人変人で終わってしまう。

時代が激しく動いている時には、一躍時の人になる人物もいる。Cimg4055

その逆に、家も何も失ってしまう人物だって出てくる。

時代が、その男の運を左右する。

かと言って、時利あらずと眠っていては、Cimg4216

一生、ただの飯を食う道具で終わってしまうかもしれない。

私の、この60年を考えている。

随分長く生きてきたものだと。そして、この時代のために何を為し得たのかと・・・。

40歳を少し過ぎた頃、私自身で大きな転進をした。Cimg4886

それまでの人生と違った生き方をしようと思ったのだ。

そして、それを具体化するために、新たに5つの事を始めた。

走ることも書くことも、そして話すことも、その時以来続けていることだ。

そうして20年、私の住む時代は、女時から男時を迎えようとしている。

或いはこれからが、私の時代なのかもしれないと思っている。

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2008年2月21日 (木)

ツァイツェン

徐雲煥さんと久しぶりで会った。Cimg5012

彼とは21年来の付き合いである。

静岡県と浙江省との交流が始まってから、ずっと印象深い男が徐雲煥だ。

彼が浙江省農業交流団と共にやってきた。Cimg5018

「友有り遠方より来る」である。

今回は、柑橘産業がテーマである。

日本の柑橘産業は、この三十年惨たんたるものである。Cimg5010

食生活の変化とともに柑橘の消費が減って、この間に生産量は半減した。

中国では、柑橘の消費はまだ伸び続けている。

でもいずれ、日本と同じことが起こるのではないか。Cimg5014

オリンピックが終わるあたりから、中国でも同じ動きが始まるはずだ。

今日は、余計な事ながら、そんなことを申し上げたつもりだ。

古くからの知己が、中国でがんばっている。

そのことを、今日は嬉しく思った。

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2008年2月12日 (火)

地球人類の生きる道

やがて、地球の人口は90億人(2050)を超える。

この増加する30億人の食を誰が、どのように生み出すのか。

正に、人類の叡智が求められている。

石油だって、もう直に枯渇するだろう。

当然、代替エネルギーを生み出さなくっちゃ、人類はやっていけない。

農業生産は、このエネルギー生産も担うことになる。

エネルギーと食、これの相克は人類の大きな課題になるのだろう。

そんなことを、真正面から考えなくっちゃならない時代が来ている。

ところで、あなたは何を生み出していますか?

人類が生き延びるためi何をやってますか?

それが、近未来の価値観になるような気がしている。

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2008年2月11日 (月)

誇りの復活

近所のコンビニが二店舗、相次いで閉店した。Cimg4934

「もはや経済は一流ではない」と、

太田弘子経済財政担当大臣がのたもうた。

それでも、「そんな~」とゴーゴーたる非難も上がらなかった。

この国の人達が、みんなそう思っているからだ。Cimg4921

彼女は、一流に復帰するための条件を三つ上げている。

① サービス産業の生産性向上

② 経済インフラの国際競争力向上

③ 人材をフルに生かすことCimg4893

以上の三点だと言う。悪戯に過去の成功体験に拘泥して、

これまでの常識を抜けきれないでいる。

その間に、世界経済は、猛烈なスピードで変化して行っている。

この国の退潮が明らかになるに従って、

「この国を誇りに思う」人が増えている。

歴史や国土、自然や国民性など、日本的なものへの憧憬だ。

年金や医療も福祉も行き詰まっても、それでも何とかしようと思っている。

この国の将来は、誇りによって立ち直るだろう。

私達の悠久の歴史を、改めて考えようではないか。

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2008年2月 9日 (土)

緑提灯

日本人は、自分達の食い物について、ずっと無頓着で過ごしてきた。

食い物なんで、どこかから湧いてくるものと思っていた。Cimg4909

だけど、経済の先が見えてきて、おまけに毒餃子を食べさせられて、

やっと少しばかり、食を何とかせにゃ・・・・て思う人が出てきた。

「身土不二」「土産土法」等と言うまでも無く、

人間はずう~っと、そうやって生きてきた。

それで今「地産地消」なんて言っている。Cimg4910

学校給食や買い物も、この地産がキーワードになりつつある。

で、国の中央農研の丸山所長が提唱した運動がジワジワ広がっている。

「緑提灯運動」だ。

国産の食材を扱っている店(飲み屋)に緑の提灯をぶら下げる。

しかも、国産割合が上がるに従って、星の数が増えることになっている。

50%なら星一つ、80%なら星四つと言った具合だ。Cimg4913

それで丸山さんたちは、『緑提灯応援隊」なるものを組織して、

この提灯を見つけたら、迷わず入るのだとか・・・・

だが、この提灯をぶら下げた店は、全国で未だ80店しかない。

いかに国産を出している店が少ないかと言う証拠でもある。

是非、全国何処に行っても緑提灯だらけにしたいね。

ん・・・・、それじゃ応援隊の面々は、家に帰れなくなるか?

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2008年2月 6日 (水)

粉雪の東京

会議があって、埼玉副都心に出かけた。

粉雪が舞っていて、静岡と比べるとやはり寒い。Cimg4919

それに、東京駅の喧騒とは別に、底に沈んだ空気を感じたのは何故だろうか。

そう言えば、今日も日本の株価は暴落している。

米国がくしゃみをすれば、この国は肺炎になる。

そんな雰囲気が漂っている。Cimg4918

みんな他力本願なのだ。

一時は「改革」がキーワードで、それこそ将来を切り開く鍵と思われた次期があった。

しかし今は、そんなものは打ち忘れて、農政復古だの先祖帰りだのと言われている。

株式の低落は、外国人に見放されたからなのだそうだ。Cimg4886

それで下がったのなら、日本人が買えばよいはずだ。

だが、この国の将来を一番不安に感じているのは、

日本人自身ではないのか?。

日本人が、日本の株を買わずに、外国の債権を買っているのだ。

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2008年2月 5日 (火)

食料貧国の定め

天ぷら蕎麦の国産割合は20%に過ぎない。Cimg4895

そば粉は中国産、エビは東南アジア産、醤油原料の大豆は米国。

一体どこが日本食なのか?

中国産毒入り餃子は、そんな日本人の食に「ざまー見ろ」と言っているようだ。

現実は、中国製食品が無くなったら、日本の食生活は成り立たなくなっているからだ。Cimg4896

今回の事件が、犯罪性を帯びてくればなおさら、犯人の意図は恣意的である。

どんなに厳しく監視しても、100%のチェックなど出来るはずも無い。

日本人は、安全を祈りつつ、それを飲み込む他無いのだ。

小麦の自供率は、13%。Cimg4917

大豆は、25%に過ぎない。それに家畜の餌はほとんど輸入だ。

そんな現実にも拘らず、農業者は減り続けている。

何故って、日本人がひたすら安いものを求めてきたからだ。

工業製品を売って、低賃金国からただ同然で食料を買っていたからだ。

その工業製品も、今ではその発展途上国で多くが作られるようになった。

はてさて、日本人はこれからどうするのかな~?。

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2008年2月 2日 (土)

春の足音

もうすぐ立春である。

既に梅の花は、満開近くなっている。Cimg4898

桜も、河津桜がチラホラ咲き始めたらしい。

とは言え、寒い日はまだまだこれからだ。

私にとって今年の春は、例年とかなり違った春になる。

長年努めた勤務先を、リタイアする順番になっている。

その春が近いというのに、未だにその実感がない。Cimg4899

つまり、長年の習慣と言うものは、

そんなに簡単に気持ちを切り替えられないと言うことだろうか。

そんな訳で、待ち遠しくもあり、そうでないような春になりそうだ。

ところで節分には、豆(大豆)を「鬼は外!」とまく。

それに、年齢の数プラス一個豆を食べると健康で過ごせると伝えられている。

大豆には、イソフラボンが大量に含まれているCimg4900

そしてこいつが、心臓病や前立腺肥大を抑制する。

正に大豆を食べれば「福は内、鬼は外」なのだ。

春を前にして、農作業も忙しい。

葡萄の剪定枝を償却し、堆肥をやらなくっちゃならない。

私の祈念すべき春はともかくとして、今年も旨い葡萄をつくるぞ!!!

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2008年2月 1日 (金)

限界集落

なんと寂しげな言い方ではないか!Cimg4794

この日本列島は、基本的に山が連なって出来ている。

英語で表現するなら、マウンティアスな国と言うことだろう。

日本人は、その山を削って棚田や畑を切り開いてきた。

静岡県の茶園なんてのは、その典型と言える。Cimg4796

ちなみに静岡県の茶園の1/3は、中山間地域に存在している。

生産性から言えば、当然条件不利地域である。

だから人口も減って、少しずつ荒廃が広がっている。

市場原理だけでは、維持できないのだ。

政府もヨーロッパの条件不利地域対策に倣って、Cimg4875

傾斜度に応じて少しばかりの金を出している。

しかし、10aあたり3,500円~21,000円と言うのだから、

かなりの傾斜地でも、1ha当たり10万円ほどだ。

果たしてその金で、そこに住んで頑張れるのだろうか。

そもそも、中山間地域では平場と同じことをしていても駄目だ。

平坦地では出来ないことを、工夫するほか無いのだ。

個性のある商品を作って、直接流通させて、ヒトを呼び込むことだろう。

それと、山村の個性が際立つよう、景観を磨くことも大切だろう。

いずれも息の長い取り組みだ。

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2008年1月24日 (木)

ハレの日

冬の雨は、嫌なものである。

冷たい雨が二日も続くと、気分までが重たくなってくる。

でもげんきんなもので、今朝のように晴れ上がると、

少しばかりうきうきとして、晴れ晴れとした気持ちになる。

ところで、晴はハレに通じる。Cimg4860

晴れ舞台とか晴れ衣装、晴れ姿という、あのハレである。

冠婚葬祭のような特別の日のことだ。

そんなハレの日に着るのが、「晴れ着」だ。

決して華やかな着物のことではなく、言うならば式服だろうか。

古語では、ハレと反対のことをケと言った。

つまりケとは、普通の日のことである。Cimg4861

そうして、普段着のことをケ衣(コロモ)と言ったようだ。

ケ(気)には、良いケと悪いケがあって、

良いケが無くなることを「ケ(気)ガ(離)レ」と称してきた。

ともあれ、悪しきケを払ってやってくるハレの季節がハル(春)なのだ。

春の待ち遠しい、今日この頃である。

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2008年1月20日 (日)

根気!!

私は、決して根気強い方だとは思っていない。

面倒なことは嫌いだし、宿題の山には逃げ出してしまう。Cimg4852_2

ゴールが見渡せない事なんて、決してやらないだろう。

だが、コツコツってやつは、結構やって来た。

マラソンもその一つだ。

昔は100kmマラソンなんて、私には無理だと思っていた。Cimg4855

それがコツコツと走り出して、今では年間3回は100kmを走る。

「よくモチベーションが持つね! 」と言われる。

何しろ、13時間も走り続けるのだ。

それに、ホウレンソーだってそうだ。Cimg4856

種まきから収穫まで、根競べが続く。

収穫だって、あのか弱いホーレンソーを一本づつ抜くのだ。

一日に何千本も収穫して、それを綺麗に調整していく。

やり始める前は、気が遠くなりそうになる。Cimg4857

それがいざ始めてしまうと、止まらなくなってしまうのだ。

葡萄の剪定も、かなり根気の要る仕事だ。

30本程度の葡萄なのだが、この剪定に実労働で10日近く要する。

これも、整然となった棚を見上げるのが楽しみで続けている。

走ることにしても、ホーレンソーもブドウ栽培も、実は根気勝負なのだ。

移り気な私が、あえて根気比べをしているのが不思議でもある。

徳川家康の例を持ち出すまでも無く、人生は案外根気比べなのかもしれない。

人生、糾える縄の如し・・・な~んて言うしね。

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2008年1月19日 (土)

オールドボーイズ

人と言うものは、不思議なものである。

長幼の序と言うが、老いてなおと言うところがある。Cimg4844

今日は、一年に一度の職域のOB会に招かれた。

往年の緒先輩の集まる席である。

もちろん、私が掛け出しの頃からお世話になった人達だ。Cimg4845

「老いては若きに従え」とは言うものの、

顔を合わせれば、お互いに昔のことを思い出す。

そしてそれは、たちまちにして昔にタイムスリップしていく。Cimg4846

そうした皆さんにお会いして、

がむしゃらに突き進んでいた頃を思っていた。

今、自分の力で突き進めることは限られている。Cimg4848

大抵は、若い人達に任せる他無いのだ。

少年老い易く、学成り難し

未だ覚めず 池塘春草の夢

とは、そうしたことなのだと!!

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2008年1月17日 (木)

訓練情報

午前6時、電話のベルで目が覚めた。

まだ真っ暗である。

電話の向こうでは「地震対策訓練です。震度6の・・・」と言っている。

「そうだった!」と飛び起きた。Cimg4692

6,434人の死者を出した、あの阪神淡路大震災は13年前の今日だ。

5時46分のことだ。

あの時私は、朝食を前にしていた。

グラグラッときて、それでもそんなに大きな災害とは思わなかった。

それに、TVを点けても何程の情報も流れていなかった。Cimg4835

それが三時間後には、倒れた高速道路と黒煙の上がる町の空からの映像だった。

私の所属では、毎年この日、結構緊迫した訓練をやっている。

各地から訓練被害情報が入る。

だが、果たして震度6が起こったら、今朝と同じ対応ができるだろうか?

訓練を通じて、そんなことを思っていた。 

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2008年1月16日 (水)

改めて食を考える

そんなのは、一時的なことさ・・・。そう思いたいのは、山々だ。

だが、中国やインドの経済発展、Cimg4189

そしてバイオエネルギー需要の急増が続いている。

お陰で、世界の穀物の価格は、史上最高を更新し続けている。

それにかつての穀物輸国が、そろって輸出制限を始めている。

ロシア・・・07年11月から小麦に10%の輸出税Cimg4508

カザフスタン・・・07年10月から国内向け出荷を義務付け

中国・・・08年1月から輸出穀物に5~25%の課税

ウクライナ・・・07年11月から小麦などの輸出を制限

セルビア・・・07年8月から小麦の輸出を規制

インド・・・07年10月から小麦の輸出を禁止

と言った具合である。Cimg4188

また、世界のエタノール工場は、新増設が続いている。

そして、原油価格の高騰は、トウモロコシ価格の値上がりと連動している。

正に、金を出せば変える時代ではなくなりつつあるのだ。

一方、この国の農地は、耕作放棄地が広がり続けている。

時代の変わる間に起こっている事象なのだろうが、

この国の将来への警鐘であることは確かだ。

にも拘らず、この国では依然として薄っぺらな評論が続いている。

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2008年1月15日 (火)

日常と非日常

私達は普通、同じようなパターンで生活している。Cimg4510_2

朝起きて同じような朝飯を食って、

同じ電車に乗って、同じ道を歩いて・・・と言った具合である。

時には、別の体験をしたい。

それが観光だろうか。Cimg4809_2

だから観光地は、如何に非日常的な空間と時間を提供できるか競っている。

だが最近では、その日常と非日常の区別がと判然としなくなっている。

20ドルの原油が100ドルになるし、殺人事件があったり、

食品表示の偽装やショッキングな事件があったりする。Cimg4818_2

毎日のように、有り得ない事が起きるし、それにTVの影響も大きい。

望むらくは、自ら生活を変えてみて、

その非日常を楽しむような、そんな生活がしたいと思うのだが。

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2008年1月14日 (月)

栄枯盛衰

山のミカンは、空ろな表情で雑草に覆われている。

かつて、ミカンで御殿が建つと言われた。

それで山を切り開いて、ミカン畑を広げていった。

しかしその蜜柑園も、暴落と生産調整で、半分以上伐採された。

それでも、今年のミカンは安い。Cimg4833

飽食の国民は、ミカンを昔ほど食べなくなったからだ。

今、山では、ヒヨドリのさざめきが絶えない。

収穫されないミカン山は、冬の餌場として正に彼らの楽園である。

今日は、成人の日だ。

135万人と、統計始まって以来の少なさだそうだ。Cimg4832

団塊のピークである私の年には、確か270万人位だったと思う。

随分少なくなったのだが、その新成人の約半分(47%)が、

「日本の未来は暗い」と考えているのだそうだ。

この点私達の時代には、一歩進めば一歩明るくなる気分があった。Cimg4834

人は時代によって創られるのだが、正に栄枯盛衰と言うべきか。

山里は、ひっそりと静まり返っていた。

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2008年1月13日 (日)

田舎の民主主義

民主主義ってやつは、一見公平に見えて、

合理的に世の中の為になるかと言うと、必ずしもそうはならない。

多くは、衆愚に流れることになる。Cimg4810

特に、末端の自治会と言う段階では、多くがその伝に位置している。

その地域のために、最良の人を選んで、その人に託する。

それが選挙なのだが、各種の選挙と同じようにきれいごとは建前になる。

今日は、私の住むところで次期自治会長を選ぶ会を催した。Cimg4830

61歳から66歳までの者で選挙となったのだが、無条件で年長者を選ぶ。

自治会長のやり手の無いことも問題なのだが、他力本願な自治意識がどうも気になる。

自治会と言えども、その形だけ有れば良いような、

高度経済成長期のような時代はもう終わったのだ。Cimg4831

自らが自らのことを考えて、自ら創っていく時代なのだが、

残念ながら多くの皆さんは、衆愚の世界に住んでいる。

この延長線上に、各種議会があるのだ。

まだまだこの国の民主主義は、お粗末なのだと感じた。

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2008年1月12日 (土)

霧の山

昨夜来、しっとりと雨が降り続いていた。

ところが今朝は小降りになったので、いつものように山を走ることにした。

私はいつも走っているのは、標高250m付近の尾根道だ。Cimg4827

今日の小笠山は、一面の雲海の中にあった。

今朝の気温は摂氏13度くらいで、四月の上旬並みの暖かさだ。

その温かさが、昨夜からの雨を霧にしている。

その霧を貫いて走るのは、何とも幻想的で気分が良い。Cimg4828

山の雰囲気は、季節や気候で随分変わる。

だが、この霧の山ほど景色を変えるものは無いだろう。

ともあれ今朝は、たっぷりと霧の山を楽しんできた。

しかし、この温かさは何だろうか? Cimg4829

環境省の試算では、温暖化ガスの影響で、

今世紀末には、平均気温が4.7度も高くなるそうだ。

さすればこの山も、熱帯雨林のようになって、

年中、霧で覆われるのかもしれない。

それに大雨が増えたり、農産物の収穫異変も多発、

害虫だって南方から押し寄せるのかも・・・

まっ、その頃にゃ、私はいないか!!

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2008年1月11日 (金)

食い物と日本人

私達の体は、120日ほどで入れ替わっている。

もちろん骨などは別だが、新陳代謝でそうなっている。Cimg4812

その原料が、私達の食い物だ。

だからバランスの良い物を食べていないと、

4~5ヶ月で体質が変わってしまう。

このバランスと言う点、米と豆、それに魚や野菜、海藻の多い日本食は、

理想的な食い物なのだそうだ。Cimg4825

最近のメタボリックの多発は、肉食偏重の所以なのだろう。

今日、エチオピアから帰ったばかりの方とお会いした。

10日間を、エチオピアの劣悪な環境の中で過ごしたのだそうだ。

彼は防災関係の仕事をしているのだが、Cimg4826

それで止む無く、6日間を防災食だけで過ごしたそうである。

栄養バランスに問題は無かったはずなのだが、それで数キロ痩せたそうである。

「やはり、食物繊維たっぷりの日本食だな~」とおっしゃっていた。

日本人の育てた稲作を基礎とした食文化は、

世界の栄養学者も羨むほどのものなのだ。

私達は、この日本食をもっと大切にすべきですよね。

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2008年1月10日 (木)

国際性と空港

これからの時代は、交流が生活の豊かさを生み出す。

そんな時代の到来を前に、来年三月静岡空港が開港する。Cimg4693

頑迷な反対者の抵抗で、20年もの歳月を費やしてしまった。

しかも、ほんの僅かな反対者のためにである。

気の遠きなるほど費用と汗が要るのが、民主主義なのだろうか? 

ともあれ昨年の暮には、旅客ターミナルビルの工事も始まった。Cimg4824

未だ、国際便ではソウル便が決まっただけだけれど、

上海や香港、台北などと定期便で繫がる予定だ。

それはやがて、バンコクやシンガポールにも広がっていくだろう。

何故かって、静岡の総合力がそうさせるのだと思う。Cimg4540

静岡県は、全国第三位のものづくり県だ。

アジアの各地と、密接に連携した経済活動を展開している。

静岡県の総生産は、16兆円余だ。

そしてこの規模は、マレーシア一国を上回っている。

ポルトガルやタイの国内総生産にも匹敵する。

そんなボリュームの県に住んでいながら、

私達県民は、ローカルな感覚の中で過ごしてきた。

自ら、世界の国々と繫がることを意識してこなかった。

でも空港は、私達の心を海外に向かって開かせてくれる。

外に向かう玄関が出来ることで、私たちの国際感覚がグーンと上昇する。

さて私は、静岡空港から何処のマラソンに出かけようか? 

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2008年1月 9日 (水)

赤信号

日本人がブラジルに移民してから、今年で100年になる。

そして、バブル崩壊前後から急速な逆流が続いている。

私の住む町には、輸送用機器関係の企業が多い。Cimg4820

工業製造品等出荷額も3兆500億円と、全国でも14番目の規模の市である。

それで、外国人の就労も大変多い。

外国人の数が9,651人、人口の5.5%が外国人である。

そのうち、78%がブラジル人である。Cimg4822

当然のことながら、生活習慣の違いから軋轢も起こる。

中でも、交通ルールへの認識の違いは典型的だ。

ブラジルでは、夜、車は信号では停まらない。

停まると強盗にあう恐れがあるからだ。Cimg4811

これは恐らく、体に染み付いた習性なのだろう。

片や日本人は、車の影も見えないのに青になるのをジッと待っている。

どちらが合理的で正しいのだろうか? 

もともと信号は、スムーズな運行と事故防止が目的だから、

それが確保できるのなら、信号無視も当然でしょ・・・・

と言う理屈も有り得るのだ。

ともあれ、信号は守るとして、

日本人には、主体性に欠ける不文が多分にある。

個々人が、自己の責任で物事を考えようとしないのだ。

自治も政治も年金も、みんな他人任せなのだ。

言うならば、「お上」任せなのだ。

それで、文句だけ言っている。

それでも済んできたのが、これまでの日本的システムだった。

だが、多文化共生時代がやってきて、

青信号で進んでも、事故になる事だってあるのだ。

彼らに学ぶべきは、私達なのかもしれない?

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2008年1月 8日 (火)

還暦

昨年、私も人並みに還暦を迎えた。

還暦とは、十二支と十干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚・・・)の組合せが

60年で一巡することを言います。Cimg4815

全ての干支を生きたと言うことでしょうか。

つまり、今年の戊子(つちのえね)からは余禄と言うこと。

つころで、十二支は陰陽五行で出来ています。

数字では、奇数が陽で偶数が陰になります。Cimg4817

それでは、十二支と数字が同関わっているかと言うと、

実はこれは、それぞれの動物の爪の数に関係しているらしいのです。

丑(偶数)、寅(奇数)、卯(偶)、辰(奇)、巳(二枚の舌で偶)、午(奇)、

未(偶)、申(奇)、酉(偶)、戌(奇)、亥(偶)と順番になっているのです。Cimg4813

はて、それでは今年、子(ネズミ)はどうなるのか? 

ネズミの爪の数は、当然、奇数でなくてはならないはずです。

ところが、ネズミの前足の爪は4、後ろ足の爪が5なのです。

ネズミは、陰と陽の両面を持っているのです。

「子の刻」とは、23時から1時をさしますが、

この時刻は、陰と陽の両方に属しています。

それで、ネズミが十二支のトップになっているらしいのです。

こんなこと、知ってました????

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2008年1月 6日 (日)

自治の原点

自治会は、地方自治の原点であるべきだと思う。

だがこれまでは、市や町が何でもやってくれた。Cimg4807

自治会は、市や町に注文することで大抵は済んでいた。

だから私達の中に、自治意識というものが育ってこなかった。

常に他力本願「誰かがやってくれるだろう」と言う意識である。

今日、私の所でも自治会の初集会があった。Cimg4808

今年一年の、決め事をする集会である。

自治会の将来に関わる幾つかの提案をしたのだが、

果たして何人が、自分の問題として考えてくれただろうか?

「地域に関心を持とう」・・そんなつもりで、

新春地域クイズなるものを試みたのだが、これも反応は今一つであった。

いまだに多くの人達が、地域のことを他人事と考えている。

この国は、地方自治の原点すら、十分に育て得なかったのだろうか?

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2008年1月 5日 (土)

一日の充実

とにかく、一日が短い。

私の朝は、午前6時半から始まる。Cimg4741

8時までは、ホウレンソウの収穫調整だ。

凍て付く中での作業だから、手足は痺れるほどに痛くなる。

その手を風呂水で温めて、朝食となる。

それから朝食もそこそこに、小笠山に出かける。Cimg4804

そして午前中、山中を走り回る。

仲間とのしばしの談笑の後、再び我が農場に帰る。

この時期、葡萄の剪定に追われている。

葡萄の成長期の水掛や誘引などは、幾ら忙しくても苦にならない。Cimg4805

でも、この落葉期の剪定にはほとほと苦労する。

昨年の成枝を一本一本切っていくのだ。

気の遠くなるような作業である。

それに今年は、4本を安芸クイーンに植え替えた。Cimg4806

抜根やら植床作りやらで、もう5日も費やしている。

そして今日、やっと定植を終えた。

葡萄の剪定作業は、今月一杯は続く。

今は大変でも、春の芽吹きを楽しみに励むことにしている。

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2008年1月 2日 (水)

愛でたい!

明けまして、おめでとうございます。Cimg4784

とは言え我が家は、今年の正月は服喪中で、年賀状もありません。

ちょつと寂しいのですが、

元々、年賀状の交換が一般化したのは明治以降のことで、

そんなに古くからのことじゃないですよね。Cimg4783

それに最近では、メールで年賀ってのも増えているからな。

それにしても年に一度「あなたのこと忘れてないよ」って、

そんな意思表示は、大切だと思うな~。

経済と言うのは、物の交換。Cimg4638

恋愛は、愛情の交換。

そして社会と言うのは、言葉の交換で成り立っているのです。

だから「おめでとう!」って、「愛でたい」気持ちをちゃんと伝えようョ。

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2008年1月 1日 (火)

出世城

新年、明けましておめでとうございます。 Cimg4787

今年は、私にとっても何かと節目の年になりそうです。

それで今朝は、朝四時に起きて、浜松城まで走ることにしました。

浜松城までは、20km位しかありません。Cimg4786

それでも6時半位までは真っ暗で、一人心細く走りました。

浜松城を巡っては、信玄や勝頼との戦い、それに今川義元が関わってきます。

一人の歩兵に擬して、そんな歴史を思いながらのランになりました。

城に着くと、もう天守には人が一杯で登れません。Cimg4785

止む無く、石垣の上で初日の出を待ちました。

ビルの谷間から顔をのぞかせる太陽は、海と違ってチョツと現代的かな?

でも、今年一年のことを考えながら、Cimg4788

この城の上で新年を迎えて良かったと考えていました。

人は、時代や時の流れに翻弄されても、必死に生きているのです。

自分で全てを決する訳には行きません。

悔しい思いや後悔を胸に、Cimg4789

次の飛躍を準備しているものなのです。

さて、快晴の空に浮かび上がった太陽は、「思いっきりやれよ!」って言っているようでした。

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2007年12月31日 (月)

子年を占う

来年は、十二支の最初の子年だ。Cimg4770

時刻では午前零時、方角では北方を指す。

それに子年には、間違いなくオリンピックが開かれる。

ネズミは、人間にとって厄介者なのだが、Cimg4745

ピカチューもミッキーマウスもネズミである。

それに良く見ると、結構愛くるしい顔をしている。

それから「白ねずみ」は、昔から大黒天の使いとされている。Cimg4720

福の神なのだ。

いずれにしても今年も、

サブプライムやら原油価格、食品の価格高騰、為替相場、Cimg4692

それに総選挙だってあるかも知れない。

国内外共に騒がしそうだ。

そんな騒ぎも、大山鳴動してネズミ一匹となるのかも知れない。

私達庶民としては、健康で動き回って、

袋のねずみにはならないよう心がけたいものである。

皆さん、来年はもっともっと良い年になるよう、思いっきりやってやろう!

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2007年12月30日 (日)

扉の向こうに何があるのか。Cimg4782

楽しみでもあり、不安でもある。

人は、生まれてこの方、次々と新しい扉を開き続けてきた。

初めて体験する扉では、時に逃げ出したくなるような緊張だってあった。

でもその緊張に負けずに、今日まで生きてきた。Cimg4756

そして今は、新しい扉の前の緊張が、何だか意味深いものに思えるようになった。

自分が一歩踏み出さなくては、決して開かれることの無い扉。

惰性でも妥協でもなくて、自分で選んで開く扉だからだ。

そこにドキドキするような人生があるのなら、棘の道でも行ってみよう。Cimg4753

今しか出来ない人生なら、あえて山を登ってみよう。

勇気こそが、人生なのだから。

2007年の晦日に、改めて自分の道について考えている。

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